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 こくらげ宇宙人夫人が専らそらわんわん のお散歩に行くようになったので、そらわんわん の写真を撮る機会がめっきり減って仕舞いました。

 今朝も出掛けに玄関で寝ているそらわんわん に声を掛けてみましたが、
 
「どうせ仕事に行くんでしょはてなマーク お散歩ぢゃないでしょはてなマーク
 
とでも言いたげな顔でちらりとこちらを見たきりでした・・・・・・。
 ところで、この日の朝日新聞夕刊1面に【外来ザリガニ 濃厚美味ビックリマークという見出しとともに、中国の老舗レストランで出されるザリガニの盛り合せの写真が掲載されていました。江蘇省にある《蝦神竜蝦》という老舗レストランの看板料理だそうで、108匹の盛り合せが約23,000円ガーンビックリマーク 記者さんの感想は「日本のすしのゆでエビよりもさらに風味が強く、ミソと絡まって濃厚な味わいが口の中に広がった」とのこと。

 蝦神竜蝦という店名の意味が今一つ良く判らなかったので調べてみました。すると、竜蝦龙虾)というのは元々イセエビやロブスターような大きなエビのこと。これに青を被せて青竜蝦とするとシャコ。小を被せて小竜蝦にするとザリガニを意味するそうです。

 

 中国では此処10年の間に都市部を中心にザリガニ料理店が急増。ファストフード程の価格で食べられるためビールのお摘みとして食べられるようになったとのこと。生産量のほうも、中国のザリガニ産業発展報告書によると、2015年に72万トンだった生産量が2020年には239万トンと、5年間で約3倍に増加。特に南京市・蘇州市・無錫市など風光明媚な都市を擁する江蘇省に存する盰眙県は《龍蝦之都》と呼ばれる程ザリガニ養殖が盛んなのだとか。

 

 にも拘らず、このようにザリガニが盛んに食べられるようになったのは1980年代以降のことで、ザリガニを食べる習慣は抑々中国には無かったと言いますから驚きです。日本のアメリカザリガニはウシガエルの餌として1927(昭和2)年にウシガエルとともに移入されたものですが、中国のアメリカザリガニも日本人によって1930年代に持ち込まれたのだそうです。その結果、日本国内同様、他の水生生物をアメリカザリガニが食べ尽くしたり、ウイルス性感染症を感染させたりする被害が報告されるようになり、生態系に影響が出ている地域もあるようです。

 

 しかし、その反面、ザリガニ料理の普及に伴って野生のザリガニの個体数が減少した地域もあるそうで、そのような地域ではザリガニの禁漁期間が設けられたりしたとのこと。中国ではアメリカザリガニが人気の食材になったため、アメリカザリガニによる生態系への被害が抑制されているようです。

 

 今年7月23日付朝日新聞デジタルの連載《地球を食べる》では5月に上海に赴任した記者さんが書いた下記の記事下矢印を掲載していました。

 この記者さん、2017年に北京で語学留学をしていた折、友人に誘われてザリガニを食べに行き「一発で嵌った」とのこと。上海に赴任すると早速盰眙県を訪問したと綴っていました。

 

 1927年にアメリカザリガニが最初に導入されたのは神奈川県だそうですが、瞬く間に全国に普及したようで、山陰地方出身のわたしの老母は戦前、この外来生物を《トーチカ》と呼んでいたそうです。当該記事の中に「雑食性で水草や水生昆虫などを食べるため、貴重な在来種の脅威となっているほか、水田のあぜに巣穴を開けて漏水被害をもたらすことが知られている」と記載しており(傍線部引用者)、この横穴に潜んでいる様子からトーチカと呼ばれたものと思われます。

 

 そう言えば、昔カーペンターズがヒットさせた《ジャンバラヤ》にも

 

♪Jambalaya and a crawfish pie and fillet gumbo

 

って出て来ますから、アメリカ南部地方では食べていたんでしょうね~。ルイジアナ州では春から夏に掛けて日本の芋煮会のようなザリガニパーティー(Crawfish boil)を行う風習があるそうです。