国語の成績が上がらない第一位と、
勝手に推測するもの
テストの受け方
というものを、挙げます
どういうものか、というと、
そのまんまなんですが。
ちょっと、横道から、解説
テスト結果、というもの、どこの塾さんも公表していますが、
国語の上位成績者
の部分に、注目を。
他教科ならば、満点が何人もいるかと思いますが、
国語ならば、いません
低学年ならば、ともかく、
4年生の後期以降であれば、
満点をとるお子様は、確実にいないでしょう
ということで、断言してしまいますが、
国語のテストで、満点は取れないもの
という認識を持ちましょう
満点にならない理由は、いくつか
・ 時間制限がある
・ 記述の模範解答が、難解
(採点基準が厳しい)
・ 選択肢文の語彙がすべて分かるわけではない
・ 選択問題が、同一の手法で解ける訳ではない
・ 知識問題で、未知のものが出題されうる
などなどなど……
さて、つまり、何が言いたいのか、ということですが、
全問解こうとすることに、そこまでこだわらなくても、いいんじゃない?
ということ
もちろん、現状の成績にもよります
偏差値が、60以上を、コンスタントにとっているならば、
狙うべきですが。
そうでないならば、
特に、偏差値50をここ数回で、下回っている場合ならば、確実に、
全問解こうとするのを、放棄した方がよいです
全問を埋めようとすること、
それがどのようなことにつながるのか、ですが、
・ 知識問題で、未知のものに対しても、埋めようと考えて、とばせない
・ 文章問題で、普段よりも早く読むことに繋がり、内容が掴めていない
・ 文章問題で、普段よりも早く解くことに繋がり、答えの出し方が雑になる
・ 文章問題で、(結果的に正答率が低い)問題を解くことを行おうとし、時間が足りない中でやろうとした結果、不正解かつ、時間をとられてしまう
(*正答率が低い≒難しい≒時間がかかるもの、と簡略化して定義)
……うん、総じていえば、
時間制限があるのに、足りない時間を使って、なんとか埋めようとすることで、一問一問の正答率が低くなる
ということ、といえます
……ならば、ということですね
また、テストそのもの受け方というものを、教える講師は少ないです
決められたカリキュラムに従って、その日の内容を教えていくので、
制限時間が設けられている中で、より多く点数を取ろうとする
ということの訓練?意識づけ?ともかく、
それに触れていない場合が多いです
……さすがに、6年生になれば、導入し始める領域ですが。
というわけで、4・5年生ならば、
今のうちに、テストの受け方について、
当記事の内容ならば、全問解く必要がない、という意識について、
少しずつ、働きかけていきましょう
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今更ながらの自己紹介
吉祥寺にあります、AMPという塾にて、
国語を教えています
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
にほんブログ村