国語、文章題を解くときに、
「読む」
「解く」
二つのプロセスを経ますが、
まずは、「読む」について。
そして、タイトル通りに、レベル0からのお話
何をもってして、「読む」ということができているのか
それは、上限のレベルがかなり高いです
受験生がこれから読む論説文においては、
大人でも説明に困るもの、
大人でも未知だった概念なり考え
とかに、ぶつかる可能性があります
それらを、十全に理解して、「読む」ことは、困難です
……当方がこれまで指導したことがある生徒さんで、
お一人だけ、その可能性があるかも?と思わせる子がいましたが……
ただ、それが、ちょいちょい記事にて触れております、
小学6年生の前半の段階で、岩波文庫をガツガツ読み進める、とか、
とんでもない次元のお話なので、
受験生が、十全の理解を持ってして、
「読む」というものは、無理と判断しましょう
……と、上限はさておき、まずは、LV.0から
皮肉でなく、バカにするわけでもなく、
大真面目に、申すのですが、
・ ひらがな
・ カタカナ
・ 原稿用紙などに用いる記号
これらが、正確に理解できているのか
というものが、LV.0から、脱却するに、
絶対に必要なものです
…ひらがなは、ちょっと省略しますが…
カタカナ、微妙に鬼門な場合も。
小学一年生の段階で、
小学校でもカリキュラムの消化に追われ、
ご自身で書くときは、まずはひらがなで書きます
そのために、カタカナ、何個か忘れがちでも、
おかしくはないです
それは、
「書けない」
だけなく、
「読めない」
ということにもつながります
カタカナ、外来語に基本使われますが、
日常で、耳にしたことがある言葉であっても、
文字で表された場合、その中に一文字でも、
不正確な発音の文字が交じることで、
理解不能なことになってしまいます
ほんとに、侮らないでくださいね……
そして、最後に、原稿用紙などに用いる記号
これもまた、なんとも……。。。
具体的には、
・ 「 」
・ !
・ ?
・ 『 』
・ ( )
など。。。
他にも場合によってはありますが、
ひとまずは、これくらいで。
全部は、説明しませんが……
意外に、「 」は、鬼門
なぜなら、物語文と、論説文では、
使い方が異なる場合があります
人物のセリフ、なんてものは、当然ですが、それは、物語文であって、
これが、論説文では?
大別して、二つの使い方がありますが、
ぱっとわかるでしょうか?
( )は、独白、あるいは、内心の言葉を表すときに使いますが、
どの文章でもそうだ、ということはないです
統一されたルール、というものがありません
地の文と、一体化しているものもあります
?は、どうでしょうか??
むしろ、国語の授業では、使わない記号ではあります
また、世代によっては、この記号を使わない作家さんもいるでしょう
以前、この「?」という記号を、
なぞなぞや、クイズのときに使う記号
と、解釈していた生徒さんがいらっしゃいました
小学校で習うとして、一コマ、あるかどうか
塾の授業でも、カリキュラムに組み込まれることは、ほぼなく、
あっても、4年~6年までの間に、1回とか、でしょうか??
だいたいが、らせん型カリキュラムで、構成されていますが、
この原稿用紙の記号ばかりは、
一度だけ、でしょう
そうすると、まぁ、独自解釈をなさる生徒さんが……
一応、付言しますが、
国語の個別指導講師、という立場ですから、
国語が得意なお子様を教えることもありますが、
そうでないお子様を教えることもあり、
後者は、早い場合だと、
小学校入学前の段階で、
国語嫌いになっているケースがあります
(自然に嫌いになったのでなく、
未就学児でも学べる塾?さんの影響ですね……
どことは、申しませんが、その年齢が学べるところ、
限られているでしょう……)
……そんなわけで、周囲の大人が想定していない、
躓きポイントを見つける場合が少々……
……あぁ、書けば書くほど、レベル0から1の内容が、
湧いてきてしまうのですが……
国語が苦手なお子様であっても、
あてはまるのが、一つか二つ、なんてくらいのものでしょうから、
長々とは、綴りません
(ほぼ全部、あてはまる生徒さん、たまに、いらっしゃいますが……)
ほどほどにして、
次にうつります……
では、また、明日
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今更ながらの自己紹介
吉祥寺にあります、AMPという塾にて、
国語を教えています
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