☆すぐ死ぬんだから(内館牧子)☆

 

2018年8月21日

講談社

2017年12月号~2018年3月号

小説現代

 

323ページ

 

78歳の忍(おし)ハナは夫岩造と東京の麻布で営んでいた酒店を息子雪男に譲り、近所で隠居生活をしている。
年を取ることは退化であり、人間60代以上になったら実年齢に見られない努力をするべきだ、という信条を持つハナは美しさと若さを保っており、岩造は「ハナと結婚してよかった」が口癖の穏やかな男だ。
雪男の妻由美には不満があるが、娘の苺や孫の雅彦やいづみにも囲まれて幸せな余生を過ごしているハナだったが、ある日岩造が倒れたところから、思わぬ人生の変転が待ち受けていた。
人は加齢にどこまで抗えるのか。どうすれば品格のある老後を迎えられるのか。
『終わった人』でサラリーマンの定年後の人生に光を当てた著者が放つ新「終活」小説!

 

内容(「BOOK」データベースより)

終活なんて一切しない。それより今を楽しまなきゃ。78歳の忍ハナは、60代まではまったく身の回りをかまわなかった。だがある日、実年齢より上に見られて目が覚める。「人は中身よりまず外見を磨かねば」と。仲のいい夫と経営してきた酒屋は息子夫婦に譲っているが、問題は息子の嫁である。自分に手をかけず、貧乏くさくて人前に出せたものではない。それだけが不満の幸せな老後だ。ところが夫が倒れたことから、思いがけない裏を知ることになる―。人生100年時代の新「終活」小説!

著者について

内館 牧子
1948年秋田市生まれの東京育ち。武蔵野美術大学卒業後、13年半のOL生活を経て、1988年脚本家としてデビュー。1991年ギャラクシー賞、1993年第1回橋田壽賀子賞(「ひらり」)、1995年文化庁芸術作品賞(「てやんでえッ!」)、日本作詩大賞(唄:小林旭/腕に虹だけ)、2001年放送文化基金賞(「私の青空」)、2011年第51回モンテカルロテレビ祭テレビフィルム部門最優秀作品賞およびモナコ赤十字賞(「塀の中の中学校」)など受賞多数。小説家、エッセイストとしても活躍し、2015年刊行の小説『終わった人』は累計30万部を超える大ヒットを記録、2018年6月映画公開となる。2000年より10年間横綱審議委員を務め、2003年4月、大相撲研究のため東北大学大学院 に入学、2006年3月修了。その後も研究を続けている。

 

ハナの辛口に

なんだか傷つきながら読んでる感じでした。

途中で林真理子さん作品だっけ??

あ・・違った内館牧子さんだ。

あぁだからか・・・

と納得したり。

林真理子さん作品の方が

やさしさを感じます。

 

さらりと読める小説かな

と思いながら読んでいたんですが

後半の急展開で

意外と読み応えを感じました。

 

わたしの読書ノート

 

☆内館牧子さん作品読書記録☆

 

2018年6月

☆終わった人(内館牧子)☆

 

過去記事を検索してみたら

「終わった人」

しか出て来ません。

 

おかしいなぁ???

他にも読んだことがある気がしているんですが。

案外本は読んでなかったのかしら??

 

テレビドラマ等で

脚本家としての名前が頭に残ってて

たくさん読んできた錯覚をしたのかもしれないです。