日々の暮らしの中で与えられる様々な問題には、
何か特別な方法や劇的な解決法があるのではなく、
絡まった糸をほどいていくような根気強さも要ります。
出来ないことをやろうとすることが凄いわけではなく、
出来ることの中身を濃くすることを積み重ねていける。
そのような人が、本当の意味で凄い人なのでしょう。
書き換えできない過去の出来事に執着していても、
明日の命さえ分からない未来を予想しようとしても、
自分の無力さを味わい、今を生きられなくなるだけです。
今やるべきことに集中し、自分の力を出し惜しみしない。
その結果として想像もできなかった解決法が与えられたり、
過去に生きている時間の余裕など無くなってしまうのです。
自分が変わる見込みがあるからこそ叱ってもらえるのです。
能力があると思われているからこそ努力を求められるのです。
心の態度が変わると過去に感謝でき未来を信頼できるのです。