心理カウンセラーの藤木ミホです。

 

カウンセリングの仕事をするにあたって、「大きな問題を抱えたクライアントが来たらどうしよう」という不安を感じる方がおられます。

 

その不安は、カウンセリングの訓練を続けていくと解消できます。

 

しかし、もしかするとその不安は、カウンセラー自身が「人間が備えている底力」を信頼していないことにより感じているのかもしれません。

 

「人間が備えている底力?」

 

そんなふうに思われるかもしれません。

 

実は、どんな人にも、この底力は備わっています。

 

この底力を知るヒントとして、今日のブログは、俳優の阿部寛さんがどん底から立ち上がって人生を変えていったお話をご紹介したいと思います。

 

 

阿部寛さんのどん底時代とその転換ポイント

 

阿部寛さんといえば、大人気俳優ですので、どん底時代なんてあったのかと思う方もおられるでしょう。

 

阿部さんは、1980年代にメンズノンノのモデルとして人気となり、その後、俳優に転身されます。

 

ところが、背が高すぎて女優さんとつりあわない、かっこよすぎて脇役の二枚目男性の役でしか使ってもらえない、などの理由で次第に俳優の仕事が減っていきます。

 

阿部さんはとても焦ります。

 

仕事がないので阿部さんは、パチンコで生計を立てながら、投資用のマンションを購入したりします。

 

ところが、バブル崩壊により不動産の価値が下落し、阿部さんは数億円の借金を負うことになります。

 

さらには、「あの人は今!?」という番組の捜索対象になります。

 

しかし、そのことにより、阿部さんにスイッチが入ります。

 

「いただいた仕事は全部やろう!」

 

阿部さんは、仕事に対する方針を変えたのです。

 

つまり、これまでも仕事はあったのですが、選り好みしていたということですね。

 

このあたりから阿部さんは、徐々に俳優として活躍していかれます。

 

「いただいた仕事は全部やろう!」という方針転換が、どん底からの転換ポイントでもあったということです。

 

 

カウンセリングの中でも、クライアントが突然ハッとなりスイッチが入ることがあります。

 

「これからは、○○と思ってやっていこう」

 

「たった今から○○と考える」

 

など、すっかり心が切り替わる瞬間があるのです。

 

その切り替えポイントが、クライアントがどん底から立ち上がる時です。

 

そこからクライアントは、少しずつ新たな人生を切り拓いていかれるのです。

 

実際に阿部寛さんは、いろいろな役を断らずに引き受け続け、ドラマや映画で主演をされるまでになりました。

 

阿部寛さん主演の「下町ロケット」「TRICK」「ドラゴン桜」「結婚できない男」「テルマエロマエ」などの作品は、大ヒット作となりましたよね。

 

ちなみに数億円の借金は、20年かけて完済されたそうです。

 

 

人生のどん底におられるクライアントは、これから伸びあがっていくクライアントでもあります。

 

そして、そのクライアントには、そのための底力が備わっています。

 

そんな事例を知るヒントとして、カウンセラーを目指す方には、阿部寛さんのようなケースをたくさん知っていただけたらと思います。

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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