大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。
「カウンセラー開業に向けて、何に取り組んでおけばいいですか？」
というご質問を多くいただきます。
取り組んでおくべきことは、細かいことを言いだすとキリがありませんが、今日はその中でもとても大事なことを一つお伝えします。
開業に向けての取り組みで大事なこととは、
『自分の提供するカウンセリングで出来ること』
『自分の提供するカウンセリングで出来ないこと』
この２つを整理するという取り組みです。
なぜこの取り組みが大事かというと、カウンセラー開業後に、「カウンセリングの場でどうしていいか分からず行き詰った」という事態に陥ることが多々あるからです。
自分の提供するカウンセリングで出来ること出来ないことを整理するとは、たとえば次のようなことです。
・クライアントのＡという状況には、Ｂという対応が可能だな。
・クライアントのＣという状況には、Ｄという対応が可能だな。
このようなことを、あらかじめ整理しておくことで、カウンセリングの場でどうしていいか分からず行き詰るというような事態は激減するのです。
次の漫画は、大月悠祐子さんの作品「ど根性ガエルの娘」です。
機能不全家族の中で育った大月悠祐子さんが、はじめてカウンセリングの場を訪れた場面です。
そこでカウンセラーが大月さんに「認知療法」を提案します。
カウンセラーは続けて、認知療法がどのようなものかを簡単な言葉で説明をします。
初回の面談で、カウンセラーは、クライアントから現状起きていることや、困っていることなどをお伺いします。
それに応じてカウンセラーは、クライアントに提案します。
この初回の面談で、自分の提供できるカウンセリングについて整理が不足していると、「どうしよう！？」とカウンセラーは焦ることになるのです。
以上のようなことから、カウンセラー開業に向けて、
『自分の提供するカウンセリングで出来ること』
『自分の提供するカウンセリングで出来ないこと』
この２つを整理するという取り組みは、とても大切なのです。
カウンセラーの焦りがなくなると、カウンセリングの場がクライアントにとって、より安心できる場となります。
これからカウンセラー開業を目指す方には、開業準備として、ぜひ今日お伝えしたことに取り組んでいただければと思います。
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