大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。

 

カウンセラー・コーチ開業をされる方の年齢は様々です。

 

30代でも、40代でも、50代でも、もっとそれよりも上の世代も、開業されている方はおられます。

 

開業だけでなく、カウンセリング・コーチングのトレーニングの場に入門するのも、30代、40代、50代、もっとそれよりも上の世代からという方もおられます。

 

カウンセラー・コーチ開業にあたっては、それぞれの人生に、それぞれの流れとタイミングがあるからです。

 

その意味で、カウンセラー・コーチ開業は、若いほうがいいとか、年齢を重ねた方がいいとか一概には言えません。

 

 

ただ、年齢を重ねてきた方の中に、開業にあたって、次のような不安を漏らす方がおられます。

 

・スマホ、パソコン操作に抵抗感がある

 

・ブログやメルマガの配信作業が自分にできるのだろうかと不安

 

・ソフトやアプリの扱いを苦手に感じる

 

 

私は、カウンセラー・コーチ開業を目指す方を対象にしたビジネスコーチングも行っています。

 

その中でいつも思うのは、「案ずるより産むがやすし」ということです。

 

不安だ不安だとおっしゃっても、結局のところ皆さん「やればできる」のです。

 

実際にやってみると「あれ?できた!」「え?簡単?」と拍子抜けしたように驚かれる方が多いのです。

 

つまり、不安に感じているだけで、やったらできるのが現実です。

 

では、なぜ年齢を重ねると、パソコンやスマホ関連などの操作に抵抗感や苦手意識を感じてしまうのでしょうか?

 

それについて、イギリスのSF作家がある説を唱えています。

 

 

 

ダグラス・アダムスの法則

 

そのSF作家とは、ダグラス・アダムス氏です。

 

動物ならびに環境保護活動家とも知られていますが、2001年に49歳でこの世を去っておられます。

 

そのダグラスさんが、次の説を唱えておられます。

 

 

たしかにと納得する方もおられるでしょうし、異論がある方もおられるでしょう。

 

年齢を重ねて、パソコンやスマホ関連などの新しいテクノロジーに抵抗感がある方には、「わかる~」という感じかもしれませんね。

 

 

感じ方のフィルターとダグラス・アダムスの法則

 

心理、カウンセリング分野では、物事を感じる時に、その人固有の「感じ方のフィルター」を通して感じると説明することがあります。

 

同じ対象物を見ても、人それぞれ感想が違うのは、そもそも一人一人が違った「感じ方のフィルター」を持っているからです。

 

たとえば、次のケーキの画像をご覧ください。

 

 

美味しそう!!

 

甘そう!!

 

食べたいけど太りそう・・・

 

など、同じケーキの写真を見ても、人それぞれ感じ方が違うものです。

 

これが感じ方のフィルターです。

 

この感じ方のフィルターは、年齢とともに自然と変化していきます。

 

年齢を重ねると、洋菓子より和菓子が好きになったとか、つくだ煮や漬物のおいしさに目覚めたとか聞くことがあります。

 

このような好みの変化は、自然にフィルターが変化したことを意味します。

 

しかし、逆に自然な変化によって、新しいテクノロジーを受け入れがたく感じることもあるのです。

 

ダグラス・アダムスの法則は、新しいテクノロジーへの感じ方が、年齢とともに変化することを言っているとも解釈できますね。

 

 

新しいテクノロジーを受けいれる

 

カウンセラー・コーチを目指す方の中で、新しいテクノロジーを受け入れがたく感じておられる方に、私からお伝えしたい事があります。

 

新しいテクノロジーに抵抗感を持つのは、フィルターを通して感じたというだけで、「実際に新しいテクノロジーを使ってみたら、使えますよ」ということです。

 

そして、「苦手と感じること=自分にはできないこと」という解釈を脇に置いていただきたいのです。

 

苦手だと感じながらも、実際にやってみたら出来たということはよくある話です。

 

また、新しいテクノロジーを受けいれるということは、「新しい価値観」を受けいれるということに通じます。

 

カウンセリグ・コーチングに来られるクライアントは、問題解決、目標達成のために「新しい価値観」を受けいれていかれます。

 

その援助をするのがカウンセラー・コーチです。

 

つまり、カウンセラー・コーチを目指す方にも、「新しい価値観」を受けいれていく姿勢が大切だということです。

 

新しい価値観に背を向けるカウンセラー・コーチのセッションでは、クライアントも新しい価値観を受けいれることに抵抗感を持つかもしれません。

 

カウンセラー・コーチの姿勢は、その仕事の質に反映していくのです。

 

パソコンやスマホ関連などの新しいテクノロジーへの抵抗感は、カウンセラー・コーチ開業に向けての試練かも知れません。

 

ただ、案ずるより生むがやすしですから、抵抗を感じながらもやってみるという姿勢で、カウンセラー・コーチ開業を進めていただけたらと思います。

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

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