大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。
カウンセラーやコーチとして開業するにあたって、ほとんどの方がブログやホームページを立ち上げます。
その際、多くのカウンセラーやコーチが抱えるある悩みがあります。
それは、ブログやホームページに記す内容を考える時に起こります。
ほとんどの方は、ブログやホームページに、次のことを記載すると思います。
・メニュー（料金と所要時間）
・カウンセリングの対象
・カウンセリング内容
・カウンセリングで得られる効果
しかし、これらをブログやホームページに記載しようとする時に、自分が提供するカウンセリングなのに、なかなか文章にできずに悩むのです。
悩む背景の一つは、どのように一般の方に伝わる文章にするかという点です。
特に、カウンセリングの内容や効果について、悩む方が多いようです。
カウンセリングや心理学の専門用語を使って文章を書くのは、意外に簡単です。
しかし、カウンセリングの訓練や心理学の専門教育を受けていない人々に伝わるように、自分のカウンセリングについて文章化するのは難しいものです。
では、どのように文章化すればいいのでしょうか？
実は簡単な方法があります。
まず自分がカウンセリング教室で学び始めた頃を思い出してみてください。
その頃、カウンセリング教室の先生は、専門用語をどのような言葉で伝えてくれたでしょうか？
また、当時のノートを見返したり、当時の初心者向けの教科書の文章を見れば、ヒントが見つかります。
カウンセリングの勉強をはじめると、それまでに知らなかった言葉や表現をたくさん知ることになります。
そして、それが自分にとっての当たり前になってしまうのです。
ただ、その当たり前は、クライアントにとっての当たり前ではありませんからね。
カウンセリングの効果などについて、まったく具体的な効果が思いつかないというお悩みがある方もおられます。
また、例えば、カウンセリングの効果について、具体的な効果は思いつかず、
・スッキリします
・リラックスします
などの抽象的なことしか思いつかないので悩むという方もおられます。
私のカウンセリング講座では、こうしたお悩みがある方々に、おすすめするある方法があります。
それは、治療やカウンセリングによって、病気や困難から脱出した経験を記した手記、漫画などにあたってみるという方法です。
次の漫画は、幼少期に虐待にあった方が、治療によって快適な人生を手に入れた体験がもとになっています。
過去の苦しみから、大人になっても生きづらさを抱えてきた方が、治療によって回復するお話です。
・「過去」が「今」に影響を与えることなんてない
・「今」の苦しみは「今」自分がひきおこしている
・なんでか俺は長いこと「過去」や「未来」のために生きていた
と、回復後の淡々とした境地が描かれています。
このように、回復の記録を記した手記や漫画などにたくさん触れることで、カウンセリングの効果をまとめていくヒントにたくさん出会うことができます。
カウンセリング教室で学ぶカウンセリングの効果だけでなく、多くの方の体験にあたることは、ブログやホームページを作るうえで役に立つことでしょう。
それだけでなく、多くの方の体験にあたることは、カウンセリングの仕事にも役立ってくれます。
ちなみに、今日ご紹介したマンガは、こちらです。
僕が僕であるためのパラダイムシフト
過去の影響に苦しむクライアントは、次のようなセリフをよく口にされます。
「過去が○○だったから、今の私は○○なんです。」
回復されると、クライアントの言葉は変わります。
「過去は○○でした。そして今は○○です。」
このあたりは、カウンセリング教室で聞いたことがあるという方は多いと思います。
では、
なぜカウンセリングでクライアントの言葉が変わり、人生が快適になるのか？
カウンセリングの場は、クライアントに何をもたらすのか？
カウンセリングとは、いったい何なのか？
これらをしっかりと考察することは、ブログやホームページを用意するためだけでなく、カウンセラーやコーチとして開業し、活動していく資源になります。
「ブログやホームページに、一体何をどう書いたらいいのか？」
と行き詰った時こそ、焦らずにゆっくりと考えてまとめる時間をとっていただきたいと思います。
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