■捨てられた自分/愛されてても捨てられることもある | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

両親が離婚したり

何かの事情で


「自分は捨てられた」


そう思ってしまう子供も

きっといるかもしれません。


そして、その

「捨てられた」という

強烈な悲しみに蓋をしてしまって


でも、それは確実に「ある」から

なにかのきっかけにうずき出して


「怖い」

「かわいそう」

「言い得ぬ不安」


という強烈な思いとなって

突き動かされる。


もちろん、その「想い」や

「突き動かす」ものがあるからこそ


それによって助けられる人もたくさんいるわけで、

世の中ってうまくかみ合っているなと思うのですが、


それでも、その

「突き動かされた」ひと

「恐怖を感じている」ひと


は、実はいつも、苦しい。

それを紛らわせるために


いつも笑顔で

いつも楽しく

いつも元気に


「心配掛けないように」

「わたしは、幸せよ」

「わたしは、楽しく生きてるよ」


と、実は頑張って生きてきた。


でも、心の奥にいつもある

心の中に、いつもある、この「塊」


「わたしは、捨てられたんだ」

「わたしは、捨てられる人なんだ」


という、

黒い黒い塊・・・。



そう「思っている」という、苦しみ。



--



でも


そうじゃないのです。


わたしは、確かに捨てられたのかもしれない。

わたしは、連れていってもらえなかったのかもしれない。


でも


わたしは、


「捨てられたことはあるけれど、捨てられる人ではない」ということ。


「捨てられるという経験はしたことはあるけれど、

 捨てられる『ような価値』のひとではない」ということ。


ここを「知る」必要があります。



価値があるのに、捨てる人もいる

価値に気づかずに、捨てる人もいる


「その時の価値」で捨てざるを得ないときもある。


だから、その人を許しましょう・・・・ではなく

その人を許す必要もない。


ただ、許せるほうが楽ですが、

その前に


わたしは、

「捨てられたことはあるけれど、捨てられる人ではない」ということ。


「捨てられるという経験はしたことはあるけれど、

 捨てられる『ような価値』のひとではない」ということ。


これを「知る」ことが大切なのです。


病気になっても、病人になるな



そういう「経験」をしたからといって

そういう「ひと」にならなくていい。


そういう「体験」をしたからといって

それを「すべて」にしなくていい。



そして、この事実も。


 ・愛されてても、捨てられることもある

 ・幸せでも、裏切られることもある

 ・楽しくても、タンスの角で小指を打つこともある



ということ。


「出来事」と「自分の価値」は関係がないのです


ただし


「出来事」と「自分が思っている自分の価値」は関係するのです




そう、結局は自分の考え方だということ。


そして

「そう考えられたら世話はないわ」

ということ。


さして

「そう考えてみるか」と

思うことからしかそれは始まらないということ。


そして、


その

「捨てられた悲しみ」

「捨てられた怒り」


全部感じて

全部吐き出したら


もしかしたら


「しかたがねーなー、あのバカ、特別に許してやるか」


と、次のステップに進めるかもしれません。



「想い」は

吐き出さないと


心の中に溜まって行くのです。



そして

「わたしは吐き出している」

「でも、すっきりしない」ときは


「まだ、本音を吐きだしていない」

ということなのです。


「本音だと思っているものは、ただ八つ当たり」

だということです。









--


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