■自分大好き って言えますか? | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

あなたは、自分のこと、大好きですか?


そう訊かれたら

あなたは、なんて答えるんでしょう。


僕は・・・  「ふつー」って答えます。



 大好きなところもあるし

 うーん、嫌いってところもある

 ふつーなところもある。


で、足して引いたら「ふつー」になった。




たとえば、自分の出来ないところ、

自分で認められてる部分もあるし

まだまだ認めたくない部分もある。


たとえば、自分のいいところも

自分で求められてるところもあれば

まだまだ謙遜してしまうところもあるし

まだまだだなって思うところもある。



昔は

「大好きって言えない」


ということも



なんか、カッコ悪くて

言えなかった。




こんにちは

性格リフォーム

心理カウンセラー

心屋です。



「自分のこと大好きなんです」

「自分、好きすぎ~」


って言って人生を楽しんでる人もいるし、


「わたし、自分のこと大好きなんですよね」

「わたし、セルフイメージ高いんですよね」


と言いながら、

くらーーーい顔して暮らしてる人もいる。



僕の場合、基本、好き。

そして、嫌いなところもある。


カウンセラーとしては

いい感じかなー、と思ったりして(笑)



「共感」 という言葉があります。



実は、カウンセラーとして話を聴いていても

「共感」出来ないことがあります。


同じ思い、同じ経験をしてないと、

なかなか共感できないものです。


共感できないというより

「理解できない」という感じかもしれません。


だって、体験してないんだから。



わかろう とはすることはできるけど

ほんとにわかったのか

と言われると共感しきれていません。




でも、共感する方法があります。


それが


「自分がわからないこと、

 体験したことのないことを

 目の前の人が語っているときに、


 主語を自分に置き換えて聴く」




ということです。


僕は、虐待を受けたり、

親が出て行ったり

ひどい仕打ちを受けたり、


大きな障害があったわけではありません。


また、鬱になった経験もありません。


子供を無くしたこともないし

産んだこともない

不妊で悩んだこともないし、


結婚できなくて悩んだこともない。




それでも、今からお話しする「共感」をすることで

僕自身が、統合されていくのです。



みんな、こういいます。


「わたしは、つらかったんです」


「わたしは、ひどいことされたんです」


「わたし、こんなに苦労しているんです」


「わたし、どうしたらいいかわからないんです」


「わたしは、動けなくて何もする気もなくなったんです」



で、ここで、普通なら

会話として、


「ああ、あなたは、つらかったんですね」

「ああ、あなたは、ひどいことされたんですね」

「ああ、あなたは、そんなに苦労されてるんですね」

「ああ、あなたは、どうしたらいいかわからないんですね」

「ああ、あなたは、動けなくて何もする気もなくなったんですね」


ということになると思います。


でも、ここで


僕が、相手の言葉を、そのままもらうのです。



「わたし(心屋)は、つらかったんです」

「わたし(心屋)は、ひどいことされたんです」

「わたし(心屋)は、そんなに苦労しているんです」

「わたし(心屋)は、どうしたらいいかわからないんです」

「わたし(心屋)は、動けなくて何もする気もなくなったんです」



という感じに。



僕がテレビでやっていること、

色んな「セリフ」を芸能人の方に

言ってもらっているときに


「なんでわかるんですか」

と言われる


言葉がすらすら出てくるのは

このやり方のせいです。



「誘導尋問か」

「催眠か」

「怪しい」


なんて言う言葉も

ちょろちょろ耳に入ってきますが


そんなのではなくて(たぶん



相手のことを

自分のこととして受け止めるから


言葉が勝手に出てくるのです。




それが「共感」です。


経験していなくても

その人でなくても


共感できるのです。



これは、共感と言うよりも

ひとつの「同一化」かもしれないし


ひとつの僕自身の「統合」作業かもしれません。


そうすることで、僕が癒され

目の前の芸能人(クライアント)が癒されていく。


そんなことをやってるのかな、と

いま、書きながら思いました(笑)



なんか、すげくない?(笑)



ただし、

「同一化」してしまって、しんどい人もいるようです。

共感しすぎ、相手の気持ちを受け止めすぎ、

というやつですね。


感受性が、ひとより

アンテナが、ひとより高性能なんだと思います。


少なくとも、僕より。


僕の「共感」は、それとは違う、ということです。


それを受け取って「しんどく」なるのは

それを「悪いこと」として受け止めるからです。


ネガティヴなもの

ネガティヴな思い = 悪いもの、排除するもの


としてジャッジして受け止めるから、

しんどくなる。



僕の場合は


「それは、戻ってくるべきもの」

「それは、もともと自分のなかに合ったもの」

「それは、もう一つの自分の顔」


として、戻す、

自分のなかに統合してしまうから。


そして、


目の前で「問題」を訴えている人

目の前で「悲しみ」「苦しみ」「ネガティヴ」を

訴えている人のことを


「それでも、大丈夫」

「それでも、愛されている」



その「大前提」で見ているから

「問題」ではないのです。




「こんなわたしでも、変われるのでしょうか」

「こんなにひどいことされたわたしが、愛されているとは信じられないのです」




と言われますが


「まぁ、今は、それでもええがな」

「そのうち変わるわ」

「ほっといても変わるようになっとる」

「もうちょっと苦しみなはれ」

「どんなこと言われようが、されてようが、愛されとることは“決まっとる”

 “決まっとる”から、あんたが疑おーが、信じられまいが“愛されとることは決まっとる”」



としか、答えようがないのです。



そう、そんなこと信じられなかった僕が

それを信じられるようになったんやから


あんたも

そのうち、絶対、いつか、きっと、おそらく、たぶん、

信じられる ・・・ んじゃないかな。


ま、ちょと覚悟はしておけ(笑)





悩んどる暇があったら

これ読みなはれ。

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むちゃくちゃおもろいで~


★心理カウンセラー心屋仁之助 公式ブログ 「心が 風に、なる」-130120_191955.jpg


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先日、この記事 で、

僕は夢や目標がないと書きました。


僕も昔は、夢や目標、やりたいこと

情熱がないってなんか、カッコ悪いのかな

なんて思っていたのですが


先日、出版社の方と打ち合わせをしていたら


「先日、テレビ見ましたよ~」

「ありがとうございます」

「二年前に出るって言ってましたもんね」


「え? そんなこと言ってました?」

「ええ、言われてましたよ~ だから、その通りに進んできたんだなって思いました」


と、言われてびっくり。

語ってたんですね(笑)


ちゃんと、夢。

つまり、無意識で、かつ、忘れとる。


すみません、すぐ忘れます。



だから、僕の場合「夢」というよりも

「そう考えてる」「なんとなく思ってる」んでしょうね。


で、何んとなくしか思ってないから

それに向かって計画も何も立てない。


そしたら「なんかしらんけど」が起きる。



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話を戻すと


昔の僕は


自分のことが大好きで

自分のことが大嫌いでした。


出来るところが大好きで

出来ないところが大嫌い。


出来るところが誇らしく

出来ないところは知られたくない。


目立ちたがりの

恥ずかしがり屋。




そんな僕が嫌ってた

出来ないところ、ダメなところを

隠さず、さらけ出し始めてから


分裂していた自分が

元に戻り始めました。


隠さず

去られ出し

認める



そのためには


「今までと逆のこと」

「損しそうなこと」

「後悔しそうなこと」


にチャレンジしていきました。


恥ずかしくても

怖くても

出来なくても。



そして、逆に


自分のできること

自分にしかできないこと

自分が誇らしく思うこと


こちらをどんどん、辞めていった。



そうすることで

統合が加速しました。



大好き+大嫌い で出来ていた自分が

好き + 嫌い = ふつー


になった。


だから、



あなたは、自分のこと、大好きですか?


と訊かれたら


「ふつー」


そして


「大事にしています」


という答えになるのだと思います。


違う


「やっと、大事にできるようになりました」


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僕の初期設定は


「愛されてない」でした。


いや


「ちゃんとしてないと愛されない」

という恐怖がベースでした。


だから「愛されてない」という実感より


「ちゃんとしてないと、期待に応えないと、出来ないと愛されなくなる」


という恐怖ベースですね。



そんな、恐怖の世界から


「ちゃんとしてなくても、期待に応えなくても、出来なくても、役に立たなくても愛される」


という世界に、移住してきました。


だからこそ、いま


「愛されない世界」

「期待を裏切れない世界」


に住んでる人の気持ちと


「愛される世界」


に住んでる人の気持ちがわかるのだと思います。




「自分が嫌いとか、いみわかんねー」

「嫌われてもいーじゃん」

「自分のこと? 好きに決まってんじゃん」

「こーすりゃいいんだよ」


というひとには、

そういう人の役割があって


僕には僕にしかできないこと

伝えられないことがあるのだと思います。


これを読んでるあなたにも、ね。









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