やってみせ
言って聞かせて
させてみて
褒めてやらねば
人は動かじ
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山本五十六さんの言葉
だったと思います。
人を動かす方法、
というより
上手に伝える方法
なのかもしれません。
特に最初の
「やってみせ」
これは大切ですね。
人が教えてもらって動くときは
教える人の
・何を言うか
ではなく
・誰が言うか
を良く見ています。
自分が信頼できる人の言うことなら
人は動くモチベーションが上がります。
ましてや
実際にそれをやっている人
実際にそれを体験した人
の言うことをやっぱり聴きたい。
会社を経営していないコンサルタントより
やっぱり会社を経営した人に訊きたいし
悩みを乗り越えていないカウンセラーより
同じ悩みを分かってくれる人に訊きたいとも思う。
理論だけ
方法だけじゃなく
「その人がどうか」
というところに
重点を置きたいと思うものです。
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ただ、世の中には常に矛盾や
例外があるもので
先程の例で言えば
会社を経営していないからこそ
苦しみを体験していないからこそ
つまり、その世界におぼれていないからこそ
見えてくる第三者の目もあるのです。
経験にとらわれて
視野が狭くなっていることもある。
だから
経験も大切
そして
机上論も、
大切なのかもしれませんね。
「知らない」ということが
最大の強みになることもあるんです。