ADHD全国講演in大阪を終えて | 精神医学をもっとわかりやすくもっと面白く。
2018-08-26 22:34:59

ADHD全国講演in大阪を終えて

テーマ:セミナー

こんにちは。
 「なるほど&エンタメ&タメになる」精神医学を提供する、
なるタメ教育系精神科医の西井重超です。

 

今日は東京・大阪で開催されるADHD全国講演の大阪講演にての演者に選んでいただきました。

教授・教授クラスのADHDの日本的権威の先生ばかりの中、

ADHD×産業医学を語れるにふさわしい先生を指名させていただいたとのこと。

ありがたいかぎりです。

 

 

私の話を含め一部分紹介したいと思います。

 

1つ目は成人期発症のADHDの話。

小児期にADHD基準を満たさない人がいるという話です。

現時点では小児期にもADHD症状があった人が成人期ADHDであるとされています。

私も基本的にはこの考え方で治療をしています。
環境によってADHDが顕在化する例もあるかもしれないとのこともコメントされていました。

この話に関しては確かに可能性は否定できず、

私が「ハードル現象」と言っている内容に近い考えです。

例えば社会に出てからなど、受け身の教育現場から就労の場というハードルが高い舞台に立った時

やらなければならないことなどを処理しきれずにADHD症状が顕著になってくるパターンです。
まずこれには鑑別には長時間労働の有無は必須です。
長時間労働で疲労が蓄積し、集中力の低下が出ている場合はADHDではない可能性があります。

あとは閾値下ADHDが増えている話。

スペクトラム(ADHD症状の程度、濃さという考え。)なので症状はあるけど診断基準までは満たさない人のことです。
治療に関しては触れられていませんでした。
診断を満たさない人に内服は開始できませんし、言い換えればADHDでない人の話ということにもなりますし
今は公には触れられないといったところでしょう。
ごもっともだと思います。
あえていうと私としては少なくとも行動療法的介入は可能と考えます。

最後にコンサータの用量の話、大体どれくらいを使うことが多いか。
先生によって重症な患者様ばかりを診ておられる先生もおられるので答えはない結果になりました。
72mgという先生もいれば、54mgという先生もおられる。

私は27mgというコメントをしました。

私の診ている方々は就労者なので重症の方が少ないのかもしれません。

高用量で仕事に支障が出る副作用が出ることを懸念していることもあります。
あと慣れてきたと感じたときは増やすのではなく減らしてみて効いていることを実感してもらうので

あまり量が増えないのだと思います。


 

これからもADHDの方が社会で活躍できる世の中のサポートが出来ればと思います。

 「なるタメ」精神科医の西井重超でした。
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