大阪に帰ってきたんやけど。
いや、
そのことはまた書くか。
ほんの24時間程度にここまで色々あるかね。
という関東弾丸ツアーのこと。

思えばディスコーズハイというテーマで何ヶ月も色々書いているけどジャンプだったら今頃打ち切られてるで。
それくらいの期間に突入していると言っていい。
まあまだだいぶ先は長いかもだけど。

だからここはスッと入るか。
いやだから登場人物紹介のやつ。
もう充分グダグダしてるな。
モグラじゃあるまいし。

------------------------------------------------------------------

ゴビンダ (本名 村田 賢治/むらた けんじ)33歳
音楽事務所ヤードバーズに所属する「カサノシタ」のベーシスト。

21歳当時組んでいたミクスチャーロックバンド「膝小僧の誘惑」でデビュー。凄腕ベーシストとして業界を席巻しアルバムセールスも好調だったが3枚目のアルバムを制作している最中にボーカルの「NISHIOKA」がヒーリング音楽と自己啓発的な歌詞に傾倒しファンが困惑。
ライブ中に地球と一体になる時間を設けたり、
衣装を低予算な袈裟にしたり、
治療と称し手から特殊なアレを出し(出てはいないが)ファンの額にかざしたりして関係者を困らせていた。

そしてそれにとどまらず様々な問題が発生。

まずゴビンダ。
ライブ中ベースの3弦を中心に弦が切れるというアクシデントが頻発。

そしてギタリスト「SHIMODA」はギターメーカーと共同でシグネチャーモデルのダブルネックギターを開発するが、
アームがやけに長いことや結局片方のネック以外一切使わないことが一部ファンに不評を買う。
そしてギターソロになるとやたらと背中を合わせたがるため一度のライブにせめて二度までにするよう注意されるが、
テンションが上がるとやはり背中を執拗に合わせにくることに不満を覚えたNISHIOKAとゴビンダはギターソロになる度にステージから姿を消すように。
最終的にその場から移動しようのないドラムにまで背中を合わせに来てしまいメンバーの不和が不満が爆発。

それ以来セールスもガタ落ち、ツアーもガラガラで契約終了、解散を余儀なくされてしまう。

それから5年後、
ゴビンダはベルトコンドアで流れてくるペットボトルが倒れていないかをチェックするスタッフを監視するバイトでなんとか日々を凌いでいたが精神的にもかなり参ってしまっていた。
一方元バンドメンバーのギター「SHIMODA」がテレビ局のディレクターとしてそこそこ成功しており、
その繋がりで生活のため自らを捨て収納上手なインド人ゴビンダとして再起。
タレント活動をしながら書籍も発売、
かなりの人気と売上をみせる。
しかし通訳と共にしか話が出来ないというキャラ設定が災いし会話のテンポ感が悪く徐々にテレビ露出は無くなっていった。
さらに人気絶頂期に決まったラジオ番組は通訳しか話さないためリスナーはゴビンダが本当にそこにいるのかわからないとクレームが殺到しSNSも炎上。
1クール持たずに番組終了するが何故か通訳の小気味良いトークが話題になり通訳だけが大人気に。
お役御免となったゴビンダは心を閉ざしプライベートでも自分の口ではまともに話せなくなってしまう。
それを不憫に思った元バンドメンバーのドラマー「FANTASY」が所属する音楽事務所「ヤードバーズ」を紹介し「カサノシタ」のメンバーとして活動することに。
現在に至る。









------------------------------------------------------------------

以上。
この役を演じてくれたのは関西で活躍中のベーシスト、
小林大介氏。
普段俳優活動を行ってるわけではないが岡本作品に幾つか出演してもらったりしているよ。
彼のベースプレイはすごい。
懐が深くて打てばなんでも帰ってくる。
少しグッと溜まりつつも独特のタイム感があってドラマーとのコンビネーションでその威力をさらに発揮する。
是非聴いて欲しいで。

そしてTwitterの記事はこんなん。
拡散してね。

というわけで続く。
続くったら続く。
続かなければ続かない。
でも続く。