今は「運動会」じゃなくて「体育発表会」というらしいですね。

 

表立って1位、2位などつけないところも、

なんだか色々あるんだなぁ…と察したり。

 

 

さて、息子にとっては特別支援学級に移ってから初めての体育発表会。

練習は学年単位で行うので、特別支援学級とかは関係ありません。

 

どうなるのか?

不安が8割、期待2割ぐらいで見に行きました。

 

 

 

結果、「なんとかやってるじゃん!!」と嬉しくなりました。

 

かけっこはビリ。

でも「あの子おかしいよね・・・?」って感じの遅さでもなくて、

息子のこと知らない人が見ても、走るの苦手なんだな、ぐらいの印象だったと思います。

 

2年前の幼稚園の運動会では、全員リレーがあったのですが、

息子が走る時だけ、周りの親たちも何かを察して、

「シーン」と応援もなくなったのを思い出しました。

 

その頃に比べると「成長したな…」と感慨深くなりました。

 

 

ダンスは「何となく」でしたが踊っていました。

 

玉入れは「どこに投げてるの?」ってぐらい入らなかったけど、

少なくとも傍から見ておかしい素振りはありませんでした。

 

 

2年前の運動会では、整列できないぐらい大泣きしていたんです。

 

去年の運動会自体ではそこまでおかしくはありませんでしたが、

終わった直後から、疲れなのか何なのか、おかしな言動が目立ち始めました。

 

トイレの蓋を開け閉め繰り返して泣き出したのも去年の運動会後からでした。

 

 

あれから1年、2年しか経ってないのに。

 

多分、特別支援学級というところが、息子にすごく合ってるんだな、

と感じています。

運動会の練習も、全体指示だと通らないところ、

支援学級の先生が一言二言声をかけると、「わかったよー」と頷くとのこと。

 

その結果、きちんと動くことができていました。

 

 

息子はよく「〇〇学級はすごくいいところだよ!」と笑顔で言ってくれるし、

何より楽しく学校に通うことができています。

 

私は、最初はいつか普通学級に移ってほしいと思っていましたが、

今はどっちでもいいかな、と思うようになりました。

 

将来のこと、

特に

自分で働いて自立して、っていうことが、

特別支援学級にいてできるようになるのか、

未だに不安です。

 

でも、一歩一歩、階段を上がるように

目の前のことをできるようになる為に、

その都度どうすればいいかを考えることが、

 

回りまわって息子の遠い将来の為になるのかな、

と信じてやってみることにしよう。

 

そう思わせてくれた今年の運動会でした。