7月19日 火曜日。
今日はお泊り保育の日。とうとうこの日がやって来た。
1ヶ月ほど前に、チラッと娘にお泊りの話をしたら、幼稚園を辞める。と言い出したので、
家の中では禁句にしていた。
幼稚園では、お泊りについてお話した、お泊り集会というのを行ったことを、
後になって先生から伺い、娘は、都合が悪いことは話しをしなくなったんだと思った。
朝から準備をする私を見て、今日がお泊りなんだと気付いた娘は、
「幼稚園に行きたくない。」と言って、メソメソと泣き始めた。
今日は娘に付き合うことに決め、いっぱい抱っこしてあげた。
ヨーヨーキルトで髪飾りを作り、「幼稚園にして行こうね。」と言って、
娘のテンションをあげようとしたけどダメだった。
どうしても嫌だと言うので、最後の手段。
「お母さんは役員さんで幼稚園に行かないといけない。夕方は暗くなるけど、1人でお留守番出来る?
お泊りしている間も役員室でお仕事しているから大丈夫。」と言った。
少しでも私が、ダメなら仕方ないかな~という気持ちでいたら、子供にそれが伝わると思ったので、
絶対に行くんだという強い意思を持って話しをした。嘘も方便。
娘はシクシクと泣いていたが、夕方5時を過ぎた頃、
「どのぬいぐるみを持って行こうかな。」と笑顔で言った。
そういえば懇談会の時に、ぬいぐるみは1つまでなら持って来ていい。
との説明を受けたことを思い出し、行く気になったんだ!と思ったが、騒がず自然にしていた。
娘は1人で体操着に着替え始め、「お父さんが帰って来たら、明日には帰って来るから
心配しないでって言っておいてね。」と言った。
その後は意欲的に準備をし、意気揚々と道路を歩き、
車の中では「先生もお友達もいるから寂しくないよ。」と、自分に言い聞かせるように言い、
「あやこ先生、朝ごはん作れるのかなあ。よしみ先生はお風呂で裸になるのかなあ。」
などと色々考えていた。急に私が寂しくなった。
18時に到着。年少は夜2時間だけ参加なので、幼稚園周辺はすごい路駐で
近付くことも出来ず、パトカーまで来る騒ぎ。ファミレスに駐車する。
別れ際、娘は口をぎゅっと閉じ、私と目を合わさなかった。
このあと泣くだろうなと思いながら、明るく、「じゃあね」と言ったが、返事はなかった。
号泣している子が沢山いた。うるうるしているママもいた。
急いで車で帰宅して、バスに乗り、年少の時のクラスの飲み会に向かう。
娘の幼稚園では、行事の時の飲み会は、年少の時のクラスで行うのが通例。
年少の時のクラスのママ達は、よく飲み会をやっていて、朝まで飲んでいるらしい。
いつも飲み会を行う土曜日は、夫が仕事のため行けず、私は初参加。ちょっと緊張。
19時に焼き肉屋さんに着くと、幼稚園からタクシーに乗って、8人が来ていた。
みんな下の名前で呼び合っていて、普段から遊んでいるらしく、入りにくかったけど、
話しかけてくれたので良かった。
22時にラウンド1のカラオケにタクシーで移動して他のクラスと合流。
隣の部屋に別のクラスも来ていた。
私は若い頃から、残業がなければカラオケに行き、マイクを話さない困った人だったけれど、
妊娠して以来行ってなかったので、何を歌えばいいか分からず、1曲も歌わなかった。
他のママ達は私の知らない新しくて盛り上がる歌を歌い、全員総立ちで躍る。
12時半に迎えに来た、クラスママの旦那さんに送って頂いて帰宅。
娘のいない部屋は寂しい。
飲み会の間、幼稚園から電話が入っているかもと思い、何度もケイタイを見た。
でも久しぶりの夜遊びは楽しかった。
恐そうで苦手だと思ってたママが優しかったり、初参加の私に気を遣ってくれたりして、
人は見た目で判断してはいけないと思った。
娘の枕を抱いて寝る。
7月20日 水曜日。
朝8時に幼稚園にお迎え。
娘は全く泣くこともなく、楽しそうだったと先生に伺い、驚く。
帰りの車の中で娘は、「先生もお友達もいたから全然寂しくなかった~!」と笑顔で言い、
(年少さんと合同の)キャンプファイアーは体育館(?)でやったこと、
みんなと銭湯に行ったこと、男の子と女の子は別々に入ったこと、
体も髪も洗わずつかっただけだったこと、先生達は洋服を脱がなかったこと、
体育館でトトロを見たこと、みんなで寝たこと、朝起きて公園を散歩したこと、
朝ごはんはホットドックとバナナとオレンジジュースだったことを教えてくれた。
お泊りを終えた娘は、自信に満ち溢れていた。
嫌がって行かなかったお友達もいたので、娘には嫌なことから逃げ出す経験をさせなくて
本当に良かった。
帰宅後、シャワーを浴び、1日のんびり過ごす。
娘は4時間も昼寝をした。