弱さを見せない強さ「不登校の子どもたちとの出逢い(「ここ」編)③」 | ここだけのはなし

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大阪府吹田市でフリースクールここという不登校の子どもたちの居場所を運営する団体です!イベントの感想や普段の想いなどをブログにしています(^^♪


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こんばんは、三科です。

「ここ」の生徒の紹介をして三回目。

今日は、中1の時に出逢った女の子です。

僕の服装や出で立ち、目つきの悪さも相まって出逢うなり「お母さん!あそこはヤクザがいる!」と家に帰ってから言うくらい怖がって泣いていました。

腰まで下ろしたGパンに茶髪にジャラジャラのピアス。

O脚なのでオラオラ系で近寄ってきたと思われてしまいました、よくあることですが。

とにかく元気な(風に見せている)子なので、周りのムードを持っていきリーダー的な存在にすぐになりました。

生意気な子にはついついイジワルをしたくなります。

向こうも同じ性格なので、ズボンをずらされたり大事な所を蹴られたり靴を投げられたり。

僕も負けたくないので靴を隠したり鞄をひっくり返したり閉じ込めたり。

負けず嫌いな悪ガキ2人が永遠とお互いに悪さをしあっていました。

時には協力して公園にでっかい落とし穴を作って怒られたり、秘密基地を作ってこわされたりもしました。

そんな毎日を過ごしていると、ある日悩み事を話してくれるようになりました。

それは、本当に奥が深い問題でどこにも相談もできないしそれを助ける術も当時の僕には見つかりませんでした。

同じような経験をしていることをその時僕も初めて人に明かすことができました。

道理で気があうと思ったとその時お互い泣きながら話したのを今でも覚えています。

卒業後久し振りに逢うことに。
もう彼女は社会人です。

「あの時は三科さんに助けてもらってたけど今は自分で何とかするから!私も大人になったんやからな!」

と強がっていました。

「こんな話し誰にもできひんけど、私の周りは全員子どもやわ。楽しいふりして笑ってるけど本心は全くおもしろくない。でもこれも大切やねん。苦労してきたから考え方が老けてるんやわ(笑)」

そう言う彼女の顔は、昔のまんま。
どこか哀しいけど無理やり笑ってきたのが板に付いている、そんな表情でした。

僕なんかよりもずっと社会の辛さを体感している彼女だからこそ、幸せになってほしいと思います。




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