不登校の子どもたちとの出逢い(「ここ」編)② | ここだけのはなし

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こんばんは、三科です。

前回に引き続き、「ここ」での生徒との出逢いのお話しです。

2人目も、一年目に出逢った子です。

彼は高校一年生から高校卒業後大学に行ってからも「ここ」に来てくれていました。

「三科さん!オレ、プロのドラマーになりたいんス!」

そう言って意気込んで入学してきてくれました。

当時はドラムレッスン、英会話スクール、塾の三本立てで運営をしていました。

その中のドラムレッスンを選び、「ここ」を居場所としても使っていた子です。

レッスンは月二回。

当時車を持っていなかったので、近くの公共施設までドラムセットを大きな台車に載せて運び、組み立ててレッスンをしていました。

雨が降る日も往復一時間をかけ何度も転倒しながらドラムを運びました。

その男の子は、とにかく調子に波がありレッスンの日を休んだかと思えばハイテンションで「ここ」に来て、「休んだ分取り返します!教えてください!」と言ったり。

周りはそんな彼に嫌気がさした友達が「三科さん、またあいつに約束破られましたよ!なんなん、あいつ!」と言ってくるので、よくケンカの仲裁にも入りました。

僕から見てもTheいい加減で優柔不断。

お調子者の彼に周りも振り回されていましたが、それでもなぜか愛される得なキャラクターの持ち主でした。

ドラムレッスンをするときはただ黙々と何度も反復練習ができる集中力の持ち主。

腕前もどんどん上がりましたが、続かない分またすぐに元に戻ります。

一歩進んで二歩下がる、学校へ行っても行かない日が続き家に籠もる。

自分の理想と現実とのギャップに苦しんでそこからなかなか抜け出せない子どもたちはたくさんいます。

ただ大人になってわかりましたが、これ別に子どもだけの問題じゃないんだろうなと感じます。

むしろ大人の方が変なプライドがあるので周りからの指摘を素直に受け止められず、挙げ句の果てに逆ギレするなんてことも多々あります。
僕もそうですから。

子どもは素直な分、基本的な信頼感がお互いにあれば理解してくれます。

この男の子にも相当色んなことを言い時にはケンカもしましたが、根が素直なのでゆっくりとですが「ここ」にいてとても成長しました。

それぞれのペースを大事にし寄り添う大切さを彼は僕に教えてくれたように思います。

ありがとう。


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