今回は忘れ物があったら「ここ」に取りに行ける距離ではないので準備はより慎重にしてきたつもり。
何度も準備物チェックをし買い出しリストを作成後、前日確認、当日確認を行う。
スタッフ、生徒、お手伝いしてくださるみなさんが続々と到着。
早速屋台の組み立て。
手際よくインパクトを使い、屋根や看板を設置する生徒たち。
「あれ?三科さん、ビスは?」
あー(゚〇゚)!!!!
忘れたぁぁぁぁ!!
チェックリストにすら入ってなかった小物中の小物。雑魚キャラなのにこいつがいないと何も始まらないドラクエでいうスライムのような存在のビス。
生徒苦笑い。
松谷さんに急いで近くのコーナンまで走ってもらう。すいません、松谷さん(笑)
その他にもいつもスタッフが家から持ってくるものを中心にないものばかり。
幸い会場に調理室があったのでお借りすることができたり代用したり。
人間だもの。(いいわけだみつを)
ほんとにたくさんの方が買いに来てくださいました。
「ここ」のお母さん方、馴染みのみんな、関係機関のみなさん、地域のみなさん。
ありがとうございました。
差し入れもたくさんいただきました。今日は生徒と打ち上げしたいと思います。
印象に残っていることをいくつか。
今回の接客はうちの女性社会人スタッフ。
お客さまが来られたときの一言目。
「こんにちは!」
普通やないかいと思われるかもしれませんが、この一言目になぜか感心。
というか僕なら言えない。
たぶん「いらっしゃいませ」。
このスタッフの最初の一言目の「こんにちは!」がすごく気持ちよく聞こえました。
あぁ、こういうイベントで「こんにちは」はすごく親近感があっていいなぁ。
二つ目。
屋台の看板的存在、たこ焼き屋を焼くスリートップの生徒3人。
事前に役割を決めたときにしていた話し。
「三科さん。うちはたこ焼きのソースとかマヨネーズはセルフやろ?いちいちオレらに聞いてくるお客さんがいてめんどくさいから、屋台の前にそれがわかるように貼り紙したいねん!」
生徒からの提案。確かにお客さまにとっても定員に聞く手間が省けてその方がわかりやすい。
ただ、このイベントの目的として子どもたちがなるべくたくさんの方と出逢うキッカケ作りを僕たちは促したい。そのことも説明した上で、
「確かにそうやな、その紙も作って貼ろか。でも、お客さまにいただく300円は○○の笑顔とか声とか愛想のよさも含まれとんねんで。めんどくさいことでもそこは愛想よく言ったげな!」
ええことゆうたー。改心の一撃入ったー。こいつのハートに響いたこと間違いなしやー。
「わかってるで。」
はぁー(゜ロ゜)?うそやろ?
そこは「そうか!確かにせやな!ありがとう、三科さん!」とか「三科さんって頭の中もイケメンやな!」とかちゃうん?
まぁ、その後、
「オレの笑顔いくらくらいなん?」
ていう素直でかわいすぎる質問入ったら許したるけど。
そんな彼が、もう一人の子どもと一緒にたこ焼きを焼きながら何やら口を動かしている。
「お前らなんか食ってる?」
「ん?ガム食べてる…」
はい、カミナリいっちょー。
まぁもちろん怒鳴ったりはしませんが、なんのためのイベントなのか、なにを大事にしようとしていたのかをもう一度説明。
その後はいつも以上にがんばってくれました。
みなさん、ご協力いただきありがとうございましたm(__)m
生徒たちにとって、自分たちで作った屋台を使って商品を売ったこと、たくさんの大人が関わってくれたということ、とてもいい経験になったと思います。
そしてスタッフのみんな、おつかれさん。
こんなことまで気を遣ってくれたんだなということ、たくさんありました。助かりました。吹田祭りもがんばろう。
打ち上げやらんとな。