空き場所、春場所、松尾芭蕉 | ここだけのはなし

ここだけのはなし

大阪府吹田市でフリースクールここという不登校の子どもたちの居場所を運営する団体です!イベントの感想や普段の想いなどをブログにしています(^^♪


テーマ:

夏草や 兵どもが 夢の跡


どうも、松尾ばしょあきです。三科元明です。

この前、以前活動場所として貸していただいてた家を見に行きました。

スタッフから噂は聞いていたのですが、前の家はすっかりなくなり新しい家が建っていました。

あの家でどれだけの時間、子どもやスタッフと共に過ごしたか。

どれだけの人の支えのおかげで今につなげることができたか。

5年間あのお家を貸してくれたおばちゃんにはほんとうにお世話になったので嬉しい反面いろんなことを思い出して胸が苦しくなりました。恋ってやつですかね。


前回の続きです。




いろんな団体を見学に行った後、不動産や知り合いを何軒も周り、諦めかけていた時、先ほどの家の大家さんの親戚のおばちゃんが家を貸してくださることになりました。

僕が歩けもしないの頃からお世話になっているおばちゃんです。THE大阪のおばちゃんです()

不登校の子どもの居場所を作る上でどうしても譲れなかったのが、この場所です。

マンションの1室でも何でもよかったのですが、とにかく「いつ来てもいつ帰ってもいい」場所がどうしてもほしかったんです。

その上で1軒屋を借りることができるのは本当にラッキーでした。むちゃくちゃテンションあがりました。ビールがけしました。うそです。



不登校経験した子どもの多くが、進学した後高校・大学を中退してしまうという問題は、僕が適応指導教室で関わった子どもたちにも当てはまることでした。

以前ブログで、彼らと関わる上で最も大事なことは5年後・10年後を見据えることだと偉そうなことを書きました。

まあ見据えるなんてたいそうなことではないんですが。

正直、卒業を迎え送り出すときに、気持ちよく行って来い!といえる子どもと、はたして高校でうまくやっていけるのだろうかと不安を覚える子どもがいたのは事実です。

そんな僕の不安を笑って「キミは子どもとの距離が近すぎる。ほどほどの距離をとることを覚えたら卒業後もそうやって変に心配することはないよ。」という方もいました。

距離が近すぎようがほどほどだろうが、大海原に出航した子どもが溺れそうになっている姿を見たら手遅れになる前に助けようとするでしょう?

それを見て見ぬふりどころか心配することもないというのは無責任じゃないかと。



せめて背中は見続けたい。

溺れそうになったり疲れたりしたらいつでも戻れる港を作りたい。

5年後でも10年後でも。

その想いから場所は特に必要でした。

あったかい、おばあちゃんちみたいな場所。

いるだけでいいんやと感じてもらえる場所。

すぐに眠たくなるような場所。

「ここ」立ち上げのときにおばちゃんに貸してもらえる家はまさにそんなイメージにぴったりでした。

もちろん今の家も負けず劣らずですが()


というわけで素敵な一軒家を活動場所として使わせてもらうことになったとさ。


おしまいおしまい。



みんな元気かなぁ。




NPO法人ここ

三科元明











NPO法人ここさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス