認可外保育施設の子どもの死亡事故発生率は認可保育所の45倍 - 子どもの命を守る宇都宮けんじさん | すくらむ
2014-02-03 12:06:29

認可外保育施設の子どもの死亡事故発生率は認可保育所の45倍 - 子どもの命を守る宇都宮けんじさん

テーマ:その他(雑感等)
 厚生労働省が「保育施設における事故報告集計」を1月31日に公表しました。保育所の死亡事故の推移は以下のようになっています。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11907000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Hoikuka/0000036226.pdf

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 上の表にあるように、直近の2013年における認可保育所の死亡事故は4件で、認可外保育施設の死亡事故は15件ですから、単純な死亡事故件数の比較では認可外保育施設は認可保育所の3.75倍になります。

 認可保育所の利用児童数は221万9,581人で、認可外保育施設の利用児童数は18万4,959人。利用児童数では認可保育所は認可外保育施設の12倍にのぼっていますから、死亡事故発生率で考えると、3.75倍×12倍=45倍になります。驚くべきことに、認可外保育施設の死亡事故発生率は、認可保育所の45倍にものぼっているのです。

02


 そもそも日本の保育所の面積基準は上にあるように劣悪極まりないわけですが、下表にあるように東京都においてもとりわけ認可外の認証保育所の居室面積は劣悪です。東京都の認証保育所の過半数が、0~1歳児の1人当たり面積3.3平方メートル未満と狭い一方、認可保育所(0歳児)は5平方メートル以上が8割と大多数であり、実態として認可保育所の方が充実しています。

03


 いま東京における保育園の待機児童は全国最悪の2万人超です。この問題について、1月30日に日本テレビで放送された東京都知事選の候補者討論会で各候補は次にように述べています。

 宇都宮けんじ氏「認可保育園等の定員を5年間で5万人増やす」「都有地の活用を最優先で進めながら、認可保育園の増設、待遇の改善による保育士の確保で質の高い保育を実現」

 舛添要一氏「規制緩和が必要。都は(認可保育所より基準の低い)認証保育所の整備をやってきた。これからもやっていく」

 細川護煕氏「福祉(保育も)などはどなたが知事になっても変わらない」(1月22日の出現会見で保育についても「規制改革を強力に進めたい」と発言)


 ――以上が各候補の保育について公約です。舛添要一氏と細川護煕氏は、今でも面積基準などが劣悪な保育環境をさらに「規制緩和」「規制改革」して、子どもの命を脅かす認可外である認証保育所によって、全国最悪の待機児童の解消をはかっていくと公約しているわけです。

04


 上のグラフにあるように、「赤ちゃんの急死を考える会」の調査によると、株式会社の参入、民間委託の推進、保育所への詰め込みなど、小泉政権以来の保育分野の規制緩和によって、子どもの死亡事故が急激に増えているのです。

(byノックオン。ツイッターアカウントはkokkoippan)

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