イスタンブールは大都市なので、

他のトルコの都市より高いと言われている。

 

しかし、野菜や果物は日本に比べてとても安い‼️

 

ただ、どの野菜も不揃いで個体差が大きく、

基本は量り売り。

値段は、1つ当たりではなく、kg単位。

 

日本のものとはサイズも違うので比較しにくいが、

無理矢理、1リラ35円で換算して比べてみることにした。

 

ちなみに、いつも行っているスーパー「ミグロス」の

野菜売り場はこんな感じ。

 

 

 

 

例えば、ニンジンの値段。

イスタンブールでは10本くらいで100円ほど。

日本のスーパーではだいたい3本で100円だろう。

 

玉ねぎはなぜかこのスーパーでは激安で、

2つ買ってもたったの30円ほど。

ただ、質の悪いものもあるので、

かなり吟味して買わないといけない。

 

ジャガイモも2つ買って30円くらいだった。

 

日本より巨大なナスが一本で40円くらい。

だいたいプリングルスと同じくらいの長さがある。

ちなみにプリングルスは280円くらい。

 

大きめのトマトを3つ買って、150円くらい(1個50円)。

 

かなり大きめのピーマン3個で70円くらい。

あまりに大きいので対比のため

日本から持って来たクックドゥーの箱と並べてみた。

(この日のおかずはご覧のとおりチンジャオロース)

 

 

キャベツは大きすぎるので、この店では買っていない。

別のスーパーではオーガニックのだと

日本と同じサイズなので

すごく高いけれどそこで買っている。

(ひと玉400〜500円くらい)

 

写真の右にあるのが普通のサイズのキャベツだが、

人間の頭の何倍も大きい。

 

 

トルコの野菜は日本より全体的に大きいような気がする。

カボチャも、このキャベツと同じくらいの大きさだ。

ちなみにトルコのカボチャは日本のように

甘くないしホクホクもしていない。

切られたカボチャがパック入りで売っているが、

水っぽいので煮崩れしやすく、

ポタージュスープくらいしか作れない。

しかも甘くないから、あまり美味しいとはいえない。

 

しかし、料理で欠かせないニンジンとタマネギが

安いのが助かっている。

どの料理にも、惜しみなく使える。

 

 

 

果物も総じて安く、

例えばリンゴは、1つ30円くらい。

ただし、日本のリンゴよりはかなり小さめ。

子供用のコップと同じくらいのサイズ。

 

 

 

ミカンはスーパーでは高いので買わないが、

青空市場で買うと、安い店では1キロで100円くらい。

スーパーだと1キロ250円くらい。

 

 

トルコでは鶏肉も安い。

1パック750グラム入りで500円くらい。

ということは100gあたり66円だから相当安いことになる。

 

ちなみに、このトルコ産の鶏肉は、

なんと近い将来、日本に輸入されるようだ!

トルコの鶏肉は日本のと変わらない味。

ただ、小骨が時々入っていることもある。

トルコでは豚肉が売ってないし牛肉はそれなりに高いので

私は料理にはもっぱら鶏肉を使っている。

 

 

 

唯一、日本より明らかに高いものは、

バナナ🍌!!

 

どうもトルコでは、輸入品は一般的に

国産のものよりかなり高いようだ。

国産品を守るために、関税が高く設定されていると聞く。

 

何も知らず市場に初めて行った時に

バナナを一房買ったら、400円近くかかった。

ぼったくられたと思ったが、

バナナの相場自体が高いらしい。

 

日本だと一房100円〜200円で買えたのに。

 

 

 

バナナを除き、だいたいの野菜や果物は安いが、

逆に日本より大幅に高いものは、紙製品だ。

 

例えば、ティッシュ一箱が220円くらいもする!

日本だったら、その値段で5箱入っているだろう。

 

トイレットペーパーもやはり高額で、

16ロールで770円くらいもする。

 

オムツも日本より高いので、

安売りの時にまとめ買いしてストックしている。

 

紙製品が高いのは、トルコに限ったことではなく、

アメリカも同じくらい高かった。

 

なぜか日本は本当に紙製品が安いのだ。

 

日本は日用品が安いが生鮮食品が高く、

トルコやアメリカはその逆という印象を受ける。