閉じこもっていた20代。


外に行くこともほとんどなかったな。

家の中、家の近くしか行動していなかった気がする。


自ら壁をつくっていたんだろう。

友人と遊ぶことも少なくなっていたな。


一人は楽だとも思っていた。


でもダメなんだよね。一人では。


ベタだけど武田鉄也が言っているように、人って字は支えあっている。

支えあうことが大切。

だから支えあう人がいること、これは何よりも幸せなことなんだね。


けれど、支えてくれる人がいても、支えてもらおうとしてはダメ。

支えてあげようと想う気持ち同士がお互いを支えてくれる。


今、自分はいろいろな人に支えられているけれど、

自分は相手を支えてあげられているのかな。



支えてあげたい人・・・

この前、春一番が吹いた。

昨年より10日も早かったそうだ。


春一番はどうして吹くのだろうか?


それは、北に低気圧、南に高気圧があるとき、

水が高い所から低い所に流れるように、

空気も高い気圧から低い気圧に流れていく。


それが、風、である。


普段、均衡がとれている大気の状態だと、

春一番のような強い風は吹かない。


けれども、低気圧などの均衡を崩すものが入ると、

たちまちその状態が変化していく。



そう、世の中は何事も均衡という概念がある。


様々なもの、様々な出来事、何でも相対的に

考えられていて、それぞれ均衡というものが存在する。


その均衡が崩れたとき、

「変化」というものが生まれる。


「変化」は、良い方向だけでなく、悪い方向にも向く。


けれでも悪い方向への「変化」を恐れていては

前へ進めない。



積極的に「変化」を起こすことが必要かもしれない。



勇気を持とう。



現状の均衡の崩壊を恐れてはいけない。



でないと、人は成長できないのだから。



一歩、踏み出してみよう。

第2回を迎えました故事に学ぼうです。


今回は、毎日の、人生の基本となる故事をご紹介。



大学(儒学の経書)より


 湯(とう)の盤(ばん)の銘(めい)に曰く、苟(まこと)に日に新たに、日日に新たに、また日に新たなり。



湯とは昔の中国の王様(湯王)のこと。盤は洗面器。銘は刻まれている文字。


つまり、湯王が毎朝、洗面器で顔を洗う時に、刻まれた文字を見て自分を戒めている様子です。


ここで大切なのは、その刻まれている文字。


内容は文字の通り。1日1日、心を新たに前進していこう、ということ。


生活や仕事は毎日、同じことの繰り返しが多いですよね。そのままいるとマンネリになってしまいます。


自分を磨くためにも、心機一転して、「今日はこれを勉強してみよう!これに取り組んでみよう!」と心がけることが大切。


どんなに小さくても、一歩足を出して進んでみることが、自分の知識も、自分の気持ちも押し上げてくれます。



今日ももうすぐ終わります。


さあ、未来の自分のために、明日、何かにチャレンジしてみては?