源氏物語のうち、若菜上の巻を振り返りたいと思います。

なお、角川書店編『ビギナーズ・クラシックス日本の古典 源氏物語』(角川ソフィア文庫、2000)を参考にしています。

短く切り分けて見ていきます。



<あらすじ>

朱雀院は健康がすぐれず、出家を望んでいた。

しかし、後に残す最愛の娘、女三の宮の将来を心配していた。

悩んだ挙句、朱雀院は女三の宮の降嫁を源氏に打診した。

源氏は親子ほどの年齢差と愛妻・紫上を思って困惑した。

しかし、女三の宮が藤壺中宮の姪であることを思い出し、心揺らぐのだった。

年の暮れ、朱雀院は出家し、源氏は院の懇願を受け入れることにした。

紫上は動揺したが、苦悩を隠し、表面上は冷静を装った。


源氏の異母兄・朱雀院には鍾愛の皇女がいました(・∀・)

女三の宮と呼ばれる姫宮です(-^□^-)

母は藤壺女御といい、先帝の更衣腹の皇女でしたヘ(゚∀゚*)ノ

つまり、藤壺女御は藤壺中宮の異母妹なのです(^-^)/

その娘である女三の宮は藤壺中宮の姪です(*^-^)b

いまだ藤壺中宮に憧れる源氏の心は揺れ動きます(;´▽`A``

「藤壺の姪」は源氏を惑わせるキーワードです(ノω・、)


この男は年をとってもちっとも成長しないな\(゜□゜)/


結局、源氏は女三の宮の降嫁を受け入れることに( ̄□ ̄;)!!

紫上は衝撃を受けますが、賢い人なので冷静を装っています

(ノω・、)



<あらすじ>

正月、源氏の四十歳を祝う饗宴が盛大に催された。

玉鬘が長寿を祝う若菜を献上した。

二月、女三の宮が源氏に降嫁した。

紫上の心境は穏やかではない。

女三の宮が新たに正妻になるからである。


源氏、四十歳になりましたΣ(゚д゚;)

長寿を祝われています(;´▽`A``

昔の四十です、もうおじいちゃんですヽ(;´ω`)ノ

なのに若い奥さんをもらってしまいますヽ(`Д´)ノ


この野郎ヾ(。`Д´。)ノ


失礼しました(;´▽`A``

さて、女三の宮はれっきとした天皇の娘です(`・ω・´)

そして、源氏とは正式に結婚をした間柄ですヽ(゚◇゚ )ノ

これに対して、紫上は親王の娘です(;^_^A

ただ、親王の娘であれば正式な妻にはなれます(・ω・)/

しかし、紫上は源氏と正式な結婚が出来ませんでした

(T▽T;)

まあ、誘拐されて連れて来られてますからねヽ(`Д´)ノ

それでも、葵上死去後、源氏には正妻がいなかったため「正妻格」として見られていました

(;´▽`A``

あくまでも正妻ではないわけです(iДi)

女三の宮の降嫁によって、紫上は地位を追われた格好になりました

(´□`。)

源氏という男は配慮が足りません(。・ε・。)



<あらすじ>

三月、明石女御が男児を出産した。

明石入道は宿願成就となり、手紙をしたためて俗世を離れて深山にこもった。


明石女御、無事男御子を出産しました(・∀・)

この子が将来皇位につくのはほぼ疑いありませんヘ(゚∀゚*)ノ

「うちの娘を高貴な男と縁付かせて貴種の姫君ゲットだぜ(°∀°)b 」

「孫の姫が中宮になって皇子を生めば俺の子孫が天皇だ( ´艸`)」

と画策した明石入道、ついに宿願叶いました(*^-^)b

明石一族の悲願はほぼ達成されたようなものです(`・ω・´)

彼らはどうしても一族から皇后、そして天皇を出したかったのです

( ̄□ ̄;)!!


源氏なんて后がね誕生のための道具に過ぎません

(^ε^)♪


入道、「もう俗世に未練もないなーε=(。・д・。)」

と山に籠もりました(;´▽`A``

よっぽどの宿願だったのですね( ̄□ ̄;)!!



<あらすじ>

太政大臣の子息・柏木も女三の宮に求婚した。

しかし、女三の宮は結局源氏の妻となり、落胆していた。

やがて、源氏の愛情は依然として紫上にあり、女三の宮は見かけだけの妻だという噂が流れた。


柏木も女三の宮に求婚していました(;´▽`A``

内親王を妻にもらうのはすごい栄誉です(`・ω・´)

しかも、この一族にはかつて桐壺帝の妹・大宮を得て、帝に信任された過去があります

ヘ(゚∀゚*)ノ

柏木としては、ぜひとも女三の宮をもらいたいところ(^-^)/

なのに、いい年したおっさんが掻っ攫っていってしまいました

(T▽T;)

しかもこのおっさん(-""-;)

「なんかこの娘、物足りないんだよねーε=(。・д・。)」

と文句たらたらヽ(`Д´)ノ

結局、愛妻・紫上に夢中なままです(;´▽`A``

柏木としてはやりきれないよね(ノω・、)



<あらすじ>

三月、六条院で蹴鞠が行われた。

その折、猫の綱がからまって御簾が引き上げられてしまった。

その際に部屋の中にいた女三の宮の姿も丸見えとなった。

柏木はその可憐な姿をみて、すっかりのぼせてしまった。


この時代の女性は御簾の中にいます(;´▽`A``

姿は見せないのです(;^_^A

ところが、ハプニングにより柏木は女三の宮を見てしまいます

( ̄□ ̄;)!!

そして、これが何とも可愛らしい\(゜□゜)/

柏木、すっかり夢中になってしまいました(T▽T;)

もう嫌な予感しかしない(´□`。)


以上、若菜上でした(・∀・)

新キャラ、女三の宮が降嫁してきましたねヘ(゚∀゚*)ノ

そして、柏木くんは女三の宮に夢中になってしまいました

(;´▽`A``

今後どうなるのでしょうか(`・ω・´)