息子の個性について① | 大切なものは目には見えない

大切なものは目には見えない

日々の普通の生活が当たり前だと思っていたけど、それは当たり前では無かった。
今日と同じ明日が必ずあるとは限らない。
本当に大切なものは目には見えないから、私の心が感じたことを忘備録として残します。

私の三男には発達障害があります

中学1年生の時にLD、自閉症スペクトラムと診断されました。

小学生の時から、その気配はあったけれど

20年以上前(息子は現在32歳)、その当時はまだ発達障害について、世間ではあまり浸透していなくて~発達障害のことを知らない人がたくさんいました。


学校の先生でさえも、発達障害の子どもの特性を理解してくれる人は少なかったように思います。

出来ないことに対して、努力が足りないとかサボっているとか心無い言葉を先生の口から聞きました。

やらないんじゃなくて、出来ないんだってことを理解するまでに母親の私でさえ時間がかかりました。

現在のようなサポートも殆どなく、相談する場所も少ない。

そして、予約しても順番はかなり先になります。

今のようにスマホで簡単に検索も出来ない時代でした。


まだ、1人の担任の先生が全てを見てくださる小学生の時は良かった。

何となく少しは息子の特性を理解して貰えているような気がしました。

でも中学校になって教科ごとに先生が変わると~いろんな先生がいます。

その当時の中学校では、息子の個性を理解してくれる先生は少なかった。

特に年配の先生は説明しても分かってくれませんでした。

そして、その頃、通っていた公立中学は荒れていました。

俗にいう不良と呼ばれる子が何人かいて、学校ではいじめが蔓延していてました。


そんな中で息子はある教科の先生とトラブルになります。

自分がやってはいない悪戯を、何の根拠もなく息子を犯人として扱かわれました。

そして、息子が犯人では無いことを知っているクラスメイトさえも誰も本当のことを先生に、何も言ってくれなかった。

息子はたいへん傷つきました。

そして、その日からその先生の教科がある日は学校に行かなくなりました。

                         

(次の投稿につづき ます)