本日から、いよいよクラブサンデーにて連載開始になります。「揉み払い師」。


そういうわけで「揉み払い師」1話製作の裏話(?)などでも書いてみようかと思います。
(以下ネタバレになるかも・・です)


クラサンでは「揉み師」の進化版と言われてる「揉み払い師」ですが・・正直「別モノ」になっていると思っています。


とりあえず「小影」のデザインですが・・「感情を持たない青年」ということで
「黒(ダーカーザン・ブラック)+鳳凰(刀語)+13機関(キングダムハーツ)」の組み合わせで絵をおこしました。


担当から「目を閉じさせているのは変ではないか?」という意見が出ましたが、
「目を開けていると絵として感情を持っているように見えてしまう」という事で無視して閉じさせました。
(まぁ・・目を閉じているコトは物語り的な意味もあるのですが、それは今後の作中で語れたらと考えてます)


そして小影の妹の「小波」についてですが・・。

名前の由来は某ゲームメーカーから取っています。(笑)


デザインについて、参考にしたキャラは特におらず・・
趣味丸出しのデザインになったと思います。


なので、ネームを直すたびにキャラデザが変わっていた「小影」と違い・・
「小波」は企画当初からデザインは変わりませんでしたね。
(傘については今後の作中で語られるかも・・)


そういう理由ですので今後、ヒロイン側として登場するかと思うと・・・ゲフンゲフン。


あと愛犬の「ナポレオン」ですが・・
当初、担当に「今作はシリアスに!小影に冗談などは言わせないで」と言われていたので・・
後々、会話劇が辛くなるかも!と思い、保険として作りました。


しかし書き上げてみると「あまり必要なかったかも」と思わされたり・・ゲフンゲフン。


そして1話のヒロイン「青山 葉月」。
キャラのイメージとしては「リボン」。
正直、あまり凝らずに書き上げたデザインです・・なので愛着も少なかったり。
(途中で出てくるバナナ三人組のデザインの方が苦労したかもしれません)


そして話全体の裏話ですが・・・。
地図を見てもらえると分かると思いますが・・「小田原城、結構・・駅に近い場所にあるんですよね!」
(なので作画中、小影に「寄ってあげればいいじゃん!」と言いたくなってしまったり)


逆に胸を揉むために向かった川ですが・・かなり遠い所にあります・・。
(正直、宿の方が近い。とんだ露出プレイになってしまったような・・)


それと1話はページ枚数の関係でラストの「邪霊払いの儀式」を短くしてます。


なので、既に担当から「コミック化の時は加筆をお願いします」と言われてますが・・これ、コミックになるの??
(正直、「声を付ける」や「本誌に載せる」と聞いた時も「嘘だろ?何考えてるんだよ小学館」」と思いましたが・・)


では終わりに少しだけ次回予告を。

次回の舞台は埼玉県川越市。
予告動画にシルエットだけ出てます・・アニマルパンツの「霧少女」、折原さんがヒロインとして出ます。
小影の新技(揉み?)を頭をカラッポにして見ていただけたらと思います。