サムイル・マルシャーク 文
ウラジミル・レーベデフ 絵
うちだりさこ 訳
福音館書店
今日はロシアのお話。
「しずかなおはなし」とタイトルにあるように、
小さな声でそっとそっと密やかに
お話するといいんじゃないかな、
っていう絵本です。
お父さんとお母さんとぼうやの3匹が森にでると、
オオカミの夫婦がやってきてハリネズミを攻撃します。
ハリネズミが丸くなって難を逃れようとするんだけど、
オオカミだって、食べなくちゃいけないから、
そうそう簡単に引き下がらないわけ。
や、どうなる? どうなる?
ってときに人間が銃と猟犬つれてやってきて……、
最後は読んでね、
っとざっくりとしたあらすじ紹介。
この絵本ね、ロシアの話なのね。
今、起きてることを考えると、
ほんと、ハリネズミがロシアなんだか、
ウクライナなんだか、
オオカミがロシアなんだかウクライナなんだか。
てっぽうの音を鳴り響かせているのは、
USAなんだかEUなんだか。
まあ、国連じゃないことは確かよね。
いずれにしても、
このお話の中では結局、最初にもどって、
なにも変わらない状態でおしまいっていう、
しずかなお話なのね。
リアルな社会で起きていることも、
そっとそっと、はやく、はやく、
これ以上のことは起こらずに終わりますように。
そんな願いをこめて、
この絵本を旅する絵本として、
次の方に旅立たせますよー。
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