Greco SA-500のピックアップ等交換 その① | めんたいブルース 《Mentai-Blues》

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頂き物のグレコ・SA-500(だと思う)。
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これは色々と不思議なことがあります。カタログに載っていないモデルであることを皮切りに、ピックアップだけがゴールドになっています。
このPUは過去のオーナーが載せ替えたのだと推測していました。エスカッションの穴も追加されていたし。

先日、弦高をもうちょっと低くしようと思って調整していて気付いたのですが、フロントPUのエスカッションの高さが高過ぎないかな?
画面右側のフチが弦に当たりそうです。
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リアも、ネックの仕込み角度を考慮すれば、傾斜が付いたエスカッションの方がふさわしい気がしますね。
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そんなわけでネットで色々と調査することにしました。
すると、アーチトップ用エスカッションというのがあって、それはボディの丸みにあわせてアーチ上になっている事が分かりました。
このSA-500はソリッド用のエスカッションを流用しているのかもしれない、と疑問を抱きました。
それでエスカッションを交換しようと思いました。

ところが更に調査していくと、どうもピックアップのサイズが、世の中の一般的ものと違うのではないかという疑問が出てきた。
一般的なピックアップのサイズは縦70mm×横38mmだそうだ。
SA-500を計測してみる。縦73mm×横40mmと微妙に大きかった。
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前から謎に思っていたが、1弦とポールピースの位置も大幅にずれているし。

なるほど。
過去のオーナーは、別のギターからピックアップをエスカッションごと移植したんだね。
そのギターのサイズが微妙に世の中の一般的なものとは違っていたってわけだ。
そのせいで、ピックガードも干渉するのでカットしなくてはならなくなった。
そうやってこのギターの現在があるのだろう。

交換するなら、エスカッションだけじゃ駄目。ピックアップも替えないと。
それなら、弦のピッチに合ったピックアップを見つけて、きちんと仕上げたいな。
ついでにガリが多少出ているセレクターとポットも替えようかな?

ありゃま、こりゃ大仕事になりそうな予感・・・。



・・・続く。