障害児の生活と共育を考える部会
学習会のご案内
日 時:3月24日(土)18時~21時(受付17時45分~)
場 所:pia NPO(ピアエヌピーオー) 3階306号室
(地下鉄中央線「大阪港」駅4番出口を出て西へ200m徒歩4分)
参加費:500円(個人会員は無料)
講 師:山口正和(やまぐちまさかず)さん
(大阪府立箕面養護学校教諭・「障害児を普通学校へ全国連絡会」世話人)
特別支援教育が2007年4月から本格的に始動します。
これは私たちが進めていた原学級保障や共生教育とは異なるもので、振り分けを強め医学モデルに子どもたちを囲い込むものだと私は考えています。
一方、これをインクルーシブ教育への転換に道を開くもの、従来置き去りにされていた「軽度発達障害」の子どもたちへの支援が制度化されるものとして肯定的に評価する人たちもいます。
このような状況の中で、特別支援教育をどのようにとらえ、どのような運動や実践を展開していく必要があるのかを考えるために、山口正和さんにお話を聞こうということになりました。
山口さんは、大阪府豊中市の原学級保障の運動のリーダーとして、全国の共生教育の実践に大きな影響を与えてこられました。そうした山口さんがいまの状況をどのように見ておられるのか、
そして現在の職場である養護学校が特別支援学校に再編されようとしていることをどのように考えておられるのかをお聞きしたいと思っています。
混迷した状況だからこそ、原学級保障の思想を再確認し立ち返る必要があります。山口さんが現場におられる間に、ぜひお話をうかがいたいということで、今回の企画が実現しました。
みなさんが部会に参加してくださることを願っています。
子ども情報研究センター副所長
障害児の生活と共育を考える部会主宰 堀 正嗣
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事務局@広報より