学パロにします

 

 マジすか学園と並行して進めていきます

 

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 「陽菜〜かっこいい人いないねえ」

 「みーちゃん何言ってんの?ここ女子校」

 「女子校にもイケメンはいるんだよ」

 

 こんなこと言ってるみーちゃんはほっといて

 陽菜たちは今日から高校生!高校の入学式があるんだ

 

 でもこの学校、結構難しくて中学部から半分ぐらいエスカレーター式で

 上がってくる、いわゆる進学校、

 ちなみに、中等部から上がってくる子の半分ぐらいは初等部からずっと一緒らしい

 いわゆる、お嬢さまもいるってこと、、、

 まあ、もう半分は陽菜たちみたいに途中から入ってくる

 

 「てか、うちらよくこの学校入れたよね、私はともかく陽菜がねえ」

 「みーちゃん何言ってんの?」

 「でも、陽菜中学の頃赤点ばっかだったじゃん」

 「そうだけどさあ」

 「やっぱり麻里子のおかげ?」

 「そうだよねえ、みーちゃん麻里ちゃんにお礼言っといて」

 

 そう、私はみーちゃんのお姉ちゃんの麻里子さんのおかげで入学できた

 

 「でも、なんでこの高校入ろうと思ったの?」

 「だって、大学までエスカレーター式じゃん」

 「つまり?」

 「大学受験したくないから」

 「・・・・陽菜らしい」

 「でも、それなら、彼氏作ってエンジョイしようよ!」

 「・・・・」

 「陽菜って前から彼氏作らないよね」

 「・・・」

 「なんで?」 

 「だって、陽菜好きな人いるもん」

 「えっ?誰?・・・・まさか麻里子?」

 「な訳ないじゃん、みーちゃん何言ってんの?てか麻里ちゃん彼女いるでしょ」

 「そうだけど、、、じゃあ誰?」

 

 そう、陽菜には好きな人がいる

 

 まだ陽菜が幼稚園児の時

 

 「陽菜、この子は優子ちゃん、隣にこしてきた子だよ」

 「こんにちは、大島優子でしゅ」

 「こんにちは、小嶋陽菜でしゅ」

 優ちゃんと陽菜は3歳の時に出会った

 

 それから優ちゃんと陽菜はいつも一緒

 優ちゃんの親は忙しくてよく陽菜の家にお泊まりしに来てた

 

 「ゆうたん、今日もお泊まり?」

 「うん、よろちくおねがいちましゅ」

 「優子ちゃんは礼儀正しいねえ」

 

 優ちゃんは泣き虫だし、怖がりだし、寂しがり屋だけどカッコ良かった

 運動とかはなんでも出来て、陽菜は運動できないから

 優ちゃんがキラキラしてた、多分これが初恋だ

 

 でも、身長とかは陽菜の方が高かったし、

 陽菜は怖がりでも寂しがり屋でも泣き虫でもなかったから

 優ちゃんは陽菜が守ってた、優ちゃんが泣いてる時はそばで慰めてた

 

 でも、優ちゃんは小学校に上がる前の三月に引っ越して行った

 それから会ってない

 でも、陽菜はずっと優ちゃんが好き

 また会えたら、陽菜が優ちゃんを守ってあげる

 

 「そんな頃からずっとその子が好きなの?」 

 「ダメなの?////」

 「そんなことないけど、もっと早く知りたかったわ〜」

 「だって聞かなかったじゃん///」

 「陽菜をそこまで照れさせる子か〜会ってみたいな」

 「うるさい!//」

 

 「みーちゃん!!!」

 「おっ!あっちゃん!」

 「誰??」

 「麻里子の彼女、今日から同級生、まあ、持ち上がりの子だけどね」

 「麻里ちゃんの彼女って同じ歳なの?!」

 「麻里子はロリコンだからねえ」

 「ちょっとみーちゃん!三つしか変わんないから」

 「えっ、麻里ちゃんって大学一年生なの?」

 「陽菜?」

 「社会人だと思った」

 「ひどっ、麻里子に言っとくわ」

 「陽菜ちゃんだっけ?面白いね」

 「陽菜でいいよ〜同級生でしょ」

 「んーじゃあ、にゃんにゃんにする!」

 「なんで?!」

 「なんか猫っぽい」

 「あはははは」

 「何さ、みーちゃん」

 「そうゆーところだよ」

 

 あっちゃんかいい子そうだな