もしかしたら、もう観られた方もいらっしゃるかもしれませんが、『エンディングノート』という映画があります。
監督は、この作品がデビュー作となる砂田麻美さん。
プロデューサーに、映画『誰も知らない』や『そして父になる』の監督でも有名な、是枝裕和さん。
主役は驚くべきことに、監督の砂田麻美さんの実父、砂田知昭さん。
ガンの宣告を受けた知昭さんが、自らの人生を振り返りながら総括して、「エンディングノート」を残していく姿をつづったドキュメンタリーです。
知昭さんは、高度経済成長期を支えてきた仕事ひとすじの営業マンでした。ところが会社を退職して、第二の人生を歩みはじめた矢先に、重度の胃ガンが見つかります。
そのとき、知昭さんは「エンディングノート」と呼ぶべき「死ぬまでにやらなければいけないリスト」をつくりはじめます。
エンディングノートをとおして、知昭さんはみずからの死と家族に向き合い、家族は知昭さんの死と家族に向き合っていきます。
ドキュメンタリー映画ですから、カメラがまわっているという気負いや照れはあるかもしれません。ただ自分の娘が撮影しているため、そこにはありのままの知昭さんが映っています。
家族のつながりをひしひしと感じられる感動的な映画ですが、ここで映画の感想を述べることはしません。
いつかは書こうと思っているけれど、なかなか重い腰があがらない。
なにを書けばいいのか、わからない。
家族がどう思うのか、知りたい。
「エンディングノート」に関する不安、悩み、心配ごとはたくさんあると思います。しかもその悩みはどれも、だれかに相談しにくいものばかりです。
もしそんな風に感じていらっしゃるのでしたら、映画『エンディングノート』をぜひ観てみてください。
この映画に答えがあるとは言いません。あなたの「エンディングノート」は世界にひとつしかないからです。また、「エンディングノート」に関わるあなたのまわりの物語も世界にひとつしかありません。
ただかならず、「エンディングノート」に対するヒントがたくさん詰まっているはずです。
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