「舎利弗と目連」ささき せい
コミック シャカの十大弟子①
「舎利弗と目連」
ささき せい
第三文明社
定価600円
233ページ
1986年12月29日 初版発行
★ ★ ★
【目次】
第一章 疑惑の神々
第二章 六師外道
第三章 包容の人
第四章 晩年
★ ★ ★
仏教の開祖・釈迦には10人の優れた弟子がいた。「シャカの十大弟子」第1巻では「智慧第一」と呼ばれた舎利弗と「神通第一」と称された目連の生涯を描く。親友であった2人は思想家たちを訪ねるが飽き足らず、やがて釈迦に出会って生涯の師と定める。
真実の法を求めシャカの弟子となり、シャカに先立って逝った二人。
その求道の生涯を感動的に描くコミック版仏教入門書。
智慧第一で思考派の舎利弗と神通第一で行動派の目連。真実の法を求めて弟子となり、師に先立って逝った二人の求道のドラマ。
★ ★ ★
シャカの十大弟子のコミック伝記第一弾「舎利弗と目連」です。
カーストという、人間に対する抜きがたい差別が存在する世の中で、皆が平等に幸福になる哲学を求め、ついに釈尊の仏法にめぐりあう二人のドラマに感動します。
師匠に先立って逝くも、純粋に師を求め、法を求める生涯は、大いに感銘を受けます。