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「輝きの明日へ21」池田大作
 
「輝きの明日へ21
池田名誉会長のスピーチから
池田大作
小冊子
聖教新聞社
定価100円
102ページ
1998年525日 初版発行
 
1998年 平成10 7月18日 読了
 
  
 
収録期間 平成10年(1998年)2月4日~2月27日
 
【目次】
 
ほめたたえる人に大功徳が(2.11記念代表者会議)H10.2.4
 師弟こそ、永遠の向上の道
 “甲子園”出場を祝福
 それでも野球が好きなんだ
 国家悪を断じて許すな 権力の嘘を見破れ! だまされるな
 最後のマウンド、涙の全力投球
 「鬼畜」じゃない 同じ人間だった
 出発前の無念のキャッチボール
 17歳の鎮魂詩
 権力から独立
 精神を奮い立たせる平和運動
 信用こそ 青年の財産 約束を守れ 味方をつくれ
 どんどん人と会ってこい
 「ほめ称える」心に大功徳 そこから勢いが! 弘教が! 人材が!
 ほめ合えば互いに得する
 御聖訓「ほむれば弥功徳まさる」
 「口に出して」ほめなければ
創価学会は社会の安全地帯
法華経・随喜功徳品 妙法を語る人は大指導者に 未来永遠に大王の福徳が
帝釈。梵天・天輪聖王の椅子に
弘教の大利益
 
人を“結びつける”のが宗教(フィリピン最高会議)H10.2.12
 友好の拡大が広布の拡大 自由闊達に善の力を結集!!
 「教育なき宗教」は独善になる
 精神は何ものにも征服されない
 
異体同心の模範は香港(香港の人材グループ総会)H10.2.21
 心こそ大切なれ 21世紀へ“心”光る人材群が!!
 
沖縄を21世紀の幸福島に(沖縄最高会議)H10.2.23
 三世に薫れ!! 沖縄健児の誉れ
 何と尊き方々!
 沖縄の友の労苦を識者が絶賛 学会員が、道なき道を開いた
 千波、万波の広布の活動に注目
 宗門の暴挙は“宗教史の汚点”
 全部、学会員のおかげではないか
 誠実な人格が、理解者を作った
 海を望む記念墓地公園 明春、沖縄メモリアルパークが開園
 「いち早く」「多く」咲くのは古木
 青年よ 気骨を示せ!!
 人類的視点を!!
 友を大切にした分だけ勝利する
 
青年は「最高峰」をめざせ(沖縄各部協議会)H10.2.27
 人生は無常迅速 青春に一日の空白も許すな
 空を仰ぎ一点の恥辱(はじ)なきことを
 わが魂は権力よりも強し
 韓国独立闘争の叫び 「人間ならば 黙っておられるか!!」
 「日本から邪道から救いだそう!」と
 希望の大合唱
 民衆の心意気
 「この青年たちを見よ!!」と世界が驚嘆
 青年の炎は胸から胸へと
 大恩の韓国・アジアを蔑視 国家主義が人間性を破壊
 恩人の国を侮辱
 清風明月の地が廃墟となった
 90年前、カナダ人記者が告発 日本よ「平和の使者」となれ
 日本はどちらを選択するのか?
 日本の美術家・柳宗悦
 日本は金と軍隊と政治家を送ったが、いつ愛を贈ったか
 どこに「人間」が どこに「心」が
 民衆には善意があるのだ
 人間らしく生きようではないか
 日韓に宝の橋を
 
<授章>
フィリピン共和国で初「池田博士は世界平和の模範(チャンピオン) 人類よ博士に続こう!!(フィリピン共和国、「リサール国際平和賞」授章式)H10.2.9
 “リサール精神”は人類を照らす――池田SGI会長の謝辞
  「民衆の力を引き出した人」「魂に火をつけた」非暴力の偉人
  民衆パワーの革命の源流
  青年こそ希望 青年の連帯を!!
  平和の文化を後世への遺産に
  リサールの悲劇が実り始めた フィリピンの発展を喜ぶ
  偉大な人間には、必ず敵がいる
 池田博士は「人類の心を結ぶ」世界市民 「普遍の人」リサールの賞に最適の人――ラモス大統領の祝辞
  人間の世紀へ 池田博士のビジュンに学べ
 リサール精神の理想は「平和」と「友愛」 池田博士こそ「平和と英知の人」――キアンバオ会長 歓迎の辞
 世界的ヒューマニストの多大な貢献――パルモン紋章官 推挙の辞
 
日本人初「アジアの教育・文化・平和にはかり知れぬ貢献」(マニラ市立大学「名誉文学博士号」学位記授章式)H10.2.11
 全ての青年に“学問”の光を 「アジアで最初の無償高等教育」――池田SGI会長の謝辞
  人間教育の城
  独立の父リサール「学校を作ろう! わが力を捧げよう!」 民衆教育の情熱の結晶
  2.11恩師の誕生日に「教育の栄冠」
  この栄誉を我が恩師に捧げたい
  生命の「内なる宝財」の開拓を 外界の探究だけでは危険
  生命は炎と風 生命は水と大地
  知識・情熱を何のために使うのか
  貴校は教育革命の最前線を前進
  人類家族として
 慈悲ゆえの限りない努力 「創造的人間」を育成 国際主義の言論と行動――ロチェス評議会議長 推挙の辞
 池田会長は人生を捧げて「人類愛」を広げた人――マニラ市長の祝辞
 
  
 
池田先生のスピーチ集「輝きの明日へ」の第21巻です。
 
平成10年(1998年)2月4日~2月27日までのスピーチ・謝辞等が収録されています。
 
以下、ポイントメモです。
 
●戸田先生は、私の永遠の「人生の師匠」である。師匠をもつことが、どれほど尊く、ありがたいことか。動物は師匠をもてない。人間だけが、師匠をもつことができる。師匠をもつことこそ、人生の最重要事である。
皆、このことがわからない。才知や位に目がくらんで、師弟というもっとも大切な人生の根幹が見えなくなってしまう。師弟の道をまっすぐに生きる人生が、永遠に向上できる「最高に幸福な人生」なのである(P6)
 
●人をたたえられないのは、心が狭い。
日本人には、これができない人が多い。人の足を引っ張って、喜んでいる。自分も人も、何の得もない。たたえ合ったほうが、よほど利口である(P17)
 
●弘教も、頑張っている人を、ほめたたえれば、たたえるほど、自分も功徳を受ける。組織にも功徳が充満してくる。勢いがついて、さらに弘教が進む。人材も出てくる。
経文も、仏と法とを、ほめたたえる言葉にあふれている。いわば「たたえる詩」であり、「合唱」である。釈尊も大聖人も「ほめたたえる人」であられた(P19)
 
●心で思っているだけではなく、口に出して、ほめなければいけない(P20)
 
●ともかく何が起こるかわからない、狂った社会である。どこにも安全なところがない。だからこそ、「社会の安全地帯」としての創価学会が大切なのである(P21)
 
●皆さまは、永遠に大指導者となる福徳と力を、今、つけているのである。仏法に無駄はない。今の修行が永遠にわたる財産を積んでいるのである。やらなければ損である(P23)
 
●恥ずべき「事実」を隠すことは、恥ずべき行為をさらに重ねることになる(P48)
 
●悪人は、あまりにも大きな恩恵を受けた相手を、うとましく思い、かえって憎むようになるものであえる。
恩人を否定することによって、「自分はもとから自分の力だけでやってきたのだ」という虚勢を張る。やがて、「大恩」があった事実そのものまで忘れてしまう(P54)