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「輝きの明日へ15」池田大作
 
「輝きの明日へ15」
池田名誉会長のスピーチから
池田大作
小冊子
聖教新聞社
定価100円
100ページ
1998年126日 初版発行
 
1998年 平成10 3月 読了
 
  
 
収録期間 平成9(1997年)10月21日11月3
 
【目次】
 
「ニュー・ヒューマニズム」の世紀へ(ラジブ・ガンジー現代問題研究所での講演)H9.10.21
 20世紀は空間的距離が消滅 21世紀は心の距離の消滅を
 私には夢が
 新しき現実に応じぬ「時代遅れ」
 アメリカ、中国、インドが新世紀の主軸に
 三国の協調で世界を平和の軌道へ
 三国志のごとく
 悔恨の世紀
 力の征服ではなく
 経済格差を是正
 非暴力こそ「最も現実的な」選択 暴力は現実を悪化させるのみ
 現代ヒューマニズムには「人間への不信」が
 「解放」された人間が欲望の奴隷に
 今世紀の「大量殺戮の悲劇」を超えて
 暴力を伴う正義は、偽りの正義 「殺すなかれ」こそ黄金律
 人間信頼の哲学
 「ニュー・ヒューマニズム(宇宙的ヒューマニズム)」は主張 一人の人間は宇宙大に尊貴
 教育なき宗教は独善に
 具体策は教育
 インドとの縁
 世界の明日を先取りした、非暴力・多様性の統一
 人間は国家の次元より高い
 独立50周年 世界初の「非暴力から生まれた国」
 最も古き国に、人類進歩の最前線が
 心の壁を壊し、共生の大地を
 人間性への大いなる信仰
 崇高な理想に殉じた先覚者・ラジブ首相
 
授章
池田博士は全身全霊で人類社会を改革(第1回「タゴール平和賞」授賞式)H9.10.23.
 国家主義では日本は危ない――
 「精神の大国」からの栄誉を誇りに――池田SGI会長の謝辞
  わが青春の詩人
  人類を結ぶため すべてを与えつくしたタゴール
  私も戦う! 「人間性の声」を高める
  人間を結べ!
  日本への警鐘
  青年の心に種を
  民衆が頭を毅然と上げている国
 私たちは約束する 池田博士の思想をインドで輝かせゆくことを――デー事務総長の歓迎の辞
 タゴールが生きていれば、池田博士と親友になったに違いない!!――チョードリ理事のあいさつ
 
<創立者祝辞>
君よ世界を相手に!! 障害民衆の味方たれ!!(創価学園創立30周年祝賀式典)H9.10.29
 世界中に先輩が
 タゴール、プラトンも40歳で学園創立
 「学園魂」とは「獅子の魂」
 民衆の心を叫べ 民衆に代わって
 「何のため」を忘れず 努力、努力を
 あらゆる暴力と戦う精神
 創価学園から将来、必ずノーベル賞受賞者が
 大偉人ポーリング博士との友情
 苦闘の青春が大科学者を育てた
 何があっても朗らかに!! 堂々と正義を貫け!!
 明るく愉快に!
 頭はよくなる 頭を使えば
 頭をいじめる
 創価教育の父・牧口先生は 獄中でも「本が読めて幸い」と
 どこにいようと勝ちを創造せよ
 
教育がつくる「若き世界市民の連帯」(第27回創大祭、第13回白鳥祭)H9.11.1
 教育権を揺るぎなく――四権分立
 韓国は日本の“文明の恩人”の国
 大恩の国への蛮行
 慶熙(キョンヒ)大学の建学の精神 「文化世界の創造」に賛同
 平和の防波堤
 学生の成長のためなら何でもしたい 「創立者の生命」は「学生」
 たとえ我が目がつぶれようとも
 歴史創造の船長
 東洋から第二のルネサンスを
 人間主義の太陽
 
「指導者革命」の先頭に立て!!(創価教育同窓の集い)H9.11.3
 マハトマを師と仰いでの政治
 師をもつ人生は幸福
 新米記者として
 大誠実で勝ち取れ 人の心を!! 理論や力より、人格の魅力で
 なんと美しい思いやりか!
 勇気のマグマを燃やせ!! 死火山の人間になるな!! 叫び抜いてこそ歴史はできる
 ある夜の出来事
 死を覚悟して行きなさい
 生きるとは、執拗に焔を燃やすこと
 善太郎坂の由来
 悩み多き青春
 強くなれ! 大きくなれ! 最後に勝て! 今いる場所が成長の道場
 問題があるから力がつくのだ
 無事故・健康・充実の一生を
 2000年に全員集合!!
 
  
 
池田先生のスピーチ集「輝きの明日へ」の第15巻です。
 
平成9年(1997年)10月21日~11月3日までの講演・祝辞等が収録されています。
 
以下、ポイントメモです。
 
●アソカ大王について(P11)
 
●ポーリング博士について(P63)
 
●ただ今、代表の人に表彰が行われたが、私も二十代のころ、戸田先生から銀のメダルをいただいたことがある。
小さなメダルではあったが、私は「最高に意義ある、最高にありがたい勲章だ」という思い出いただいた。
私は、その「心」が、ひとつの因となって、今、世界中から多数の勲章を頂戴していると思っている(P80)
 
●若い人を大事にすることである。若い人を大事にできない大人は、知性と人格のない動物性の人間である(P84)
 
●人間の尊厳を踏みつける悪を目の当たりにしながら、怒りもない。声も出せない。行動も起こせない。それでは、もはや「死火山」の人間である。いざという時に、青年は、正義の「活火山」となって、叫ばなければならない。戦わなければならない。
平穏に生きるだけでは、自分の歴史はできない。それでは何のための人生か。声があり、耳があり、口があり、頭がある。すべてを極限まで使い切ってこそ、真の人間となる(P88)
 
●ロア=バスト氏は小説に綴っている。
「生きるということは(中略)心の奥底で執拗に焔を燃やすことなのだ。一見不可能と見えるものも達成し、最後まで持ちこたえ、力の限界を越え絶望とあきらめを乗り越えて耐え抜かずにはおれないことなのだ
諸君もまた、魂が炎と燃えたぎるような生涯を生き抜いていただきたい。
人生、勢いのある人が勝つ。
人生、粘り抜く人が勝つ。
人生、生命力強き人が勝つ(P91)
 
●人生には、自分を鍛える「道場」が必要である。「道場」がなければ、師範にはなれない。一流にはなれない。名人にはなれない(P95)