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「勝利の経典御書に学ぶ7」池田大作
 
「勝利の経典『御書』に学ぶ7」
池田大作
聖教新聞社
定価619円
126ページ
2014年8月14日 初版発行
 
2014年 平成26年 9月6日 読了
 
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【目次】
 
千日尼御前御返事(真実報恩経事)(御書全集1309ページ~)
曾谷殿御返事(輪陀王御書)(御書全集1059ページ~)
減劫御書(御書全集1465ページ~)
 
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「大白蓮華」に連載された、池田名誉会長講義「勝利の経典『御書』に学ぶ」が待望の単行本化。全人類の幸福のために説き残された日蓮仏法の真髄に迫りつつ、人生と社会の勝者となりゆく御書根本の生き方を綴っている。
第6巻は法華証明抄、四条金吾殿御返事(世雄御書)、妙密上人御消息を収録。
名誉会長は、御書を拝しゆく信心の大道をこう語っている。
「立ちはだかる人生と社会の難問。それを解決するカギは、御書の中にある」
「御書には、海のごとき慈悲がある。限りない智慧があり、確信があり、戦う心が燃えている。宇宙と生命を貫く根本の法則が、御書に明快に示されている」――。
(聖教ブックサービスの案内文より)
 
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「大白蓮華」に連載された、池田名誉会長講義の「勝利の経典『御書』に学ぶ」の単行本化です。
 
20010年12月号から2011年2月号までの講義が収録されています。
 
以下、ポイントメモです。
 
●仏法は、母の慈悲をすべての人に広げていくための教えであるといっても過言ではない(P6)
 
●誓願は、人生を生き抜く根源の力であり、あらゆる逆境を跳ね返すバネとなります(P23)
 
●親孝行ができる人は、社会のため、人のために尽くす人に成長できるというのが私の信念です。親孝行は、人間革命の一つの重要な指標なのです(P27)
 
爾前権教が方便とされる最大の理由は、十界の差別、特に九界と仏界の差別を説く点にあります(P57)
 
●唱題にあって大事なことは「ありのままの心」「素直な心」で祈っていくことです。
悩んでいるときもある。苦しいとき、悲しいときもある。そんな時は、子どもが母親の胸に飛び込むように、御本尊にそのままの命でぶつかっていけばいいのです(P67)
 
●自身の生命変革を忘れ、決定した一念のない“おすがり”や、逃避や臆病から、現実生活の努力や挑戦を放棄して“棚からぼた餅”を臨むような信仰は、仏法の本義から逸脱しています。
唱題行は、わが生命を変革しゆく人間革命の修行です。どこまでも自身の一念を深め、諸天善神をも動かし、絶対勝利を実現する「誓願の題目」であってこそ、大聖人の仏法の唱題行となります(P69)
 
●末法において、ますます激化する三毒の病と、我らが唱える南無妙法蓮華経の大良薬のどちらが勝つのかの根源的な勝負を担う。これが南無妙法蓮華経を唱える末法の法華経の行者の使命なのです(P81)
 
●仏は、一人の衆生を見ても、その人が善悪・苦楽のいかなる境涯にあるか、何が原因で悪の境涯にあって苦しんでいるのかに心をめぐらし、そして、どうすれば善の境涯に変革していくことができるのかを如実に把握できる(P113)