おはようございます。
読書大好き、小島輝彦です。
いつもお読みくださり、
ありがとうございます。

昨日は、
『一人から始める老人ケア
(ブリコラージュ編集部編、
監修:三好春樹、雲母書房)』
という本を中心に借りてきて
昨日今日、パラパラしています。


介護の仕事をしていると、
やっぱり知っておいた方が良い知識って
色々とあります。

でも、例えば、
温かい言葉をかける、
一つ一つ丁寧に声かけをする、
優しく触れる、
一点で支えず、なるべく広い面積で支える、
状態の観察などをしっかり行なう
…など、介護職なら普通に知っている、
資格取得の時などにも習う、
そんな知識は色々とあります。

でも、そういう知識って、
「心」が無いと
活用できなかったりします。

逆に、知識はなくとも
心によって辿り着くこともあります。

心と一言でいっても
「気持ち」や「考え方」、
ストレスマネジメントなど
色々ありますが。


でも、行動の変化のしやすさって、
思考抽象度、つまり、
知識量が関わってくるし、
言葉のかけ方や
ユマニチュードという技術の考え方、
また車椅子の押し方一つでも、
本から参考になる知識って色々あります。


また、介護に対する本などを読んで、
何か具体的に得るところがなくとも、
その日1日、
少なくともその本を
読んだ次の勤務のはじめが、
「よし、良い介護をしよう」
と少しでも思えるなら、
本を読む価値ってあると思います。


本の知識って、
「脳にたくさん放り込む」ことが必要。

知識を擬人化するとしたら、
知識君が一人一人が集まったら
NPOとかつくってくれる感じ。
(現実のNPOのできるプロセスとか、
多分、そうじゃない、
とか自分の中にツッコミはありますが(^_^;))


一冊二冊読んで、
その知識を現場に使おうとすると、
頭の中の妄想ワールドと
現場とのギャップに
ぐはっ!ってなりますけどね。


でも、それでも繰り返し本を読んで
何度も、ぐはっ!ってなりながら、
妄想ワールドを広げていくことって
大切だと思います。

それでも一冊の知識を活かすなら
現場をしっかりイメージして、
この知識や技術は、この場面で使える!
と思って読むことも良いかもしれません。


また、1日の勤務のスタートが良いと
1日がうまくいきやすいです。


さて、今日も良い介護をしていきます。