みなさま、こんばんは!
建築家の安藤忠雄氏が独学で建築を学んで専門家になったことは、
以前に何かで見聞きしてしっていましたが、
そのくだりも書かれていたのがコチラの一冊
『歩きながら考えよう 建築も、人生も』安藤忠雄 著
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女手ひとつで祖母に育てられて大きくなったのですが、
その祖母にある日、将来について相談をしました。
「学歴がないけれど、建築の仕事をやりたい」と。
「人に迷惑をかけない。責任を持って約束を守る。あきらめずにやりとげる。
この三つが守れるのならどうぞ」
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と進み始めた建築の道は、独学しか選択肢がなく、
その独学はじつはとても不安で孤独で困難がつきまとう、
だからひたすら本を読む。
本を読んだからといってすぐに役立つわけではないけれど、
自分の中に気持ちの裏付けができる、
と書かれていました。
こんな風に真摯に自分と向き合い、進んでこられたんだと、
ただ漠然と歩いているのとは深さが違う、
と考えさせられました。
当事務所がある山梨県内にも安藤氏設計の建築物がいくつもあります。
改めて見ると感じ方が変わるような気がした一冊でした。