みなさま、こんにちは!

 

お茶を習っていたのは思えば随分前のことになりますが、

折に触れて点てるようにしています。

 

どんどん自己流に、自由になってしまっていますが、

それはそれで楽しくもあり、

たまに点てる分、その都度、新たな気付きもあったりするものです。

 

昨日元旦にお茶を点てた時に、

しみじみいいなぁ…

と改めて思ったのは、懐紙です。

 

お茶席では、お菓子を載せたり、お茶碗のふちを拭いたり、

と欠かせない物の一つですが、

日常では、ちょっとした物を包んだり、一言添える一筆箋代わりになったり、等々、

とお茶の時だけに限定してはもったいない、

愛すべき和の逸品だなぁ…と思います。

 

和紙の小さな紙の束、

真っ白は清々しく潔く、

時には、干支の透かしや季節をあしらった押し型の入ったものを、

と、お茶の主役ではありませんが、

だからこそ気軽に遊べる楽しさがあるような気がしています。

 

今年もお茶を、懐紙を、楽しんでいこうと思う新年です。

 

元旦なので、鶴屋吉信の御所鏡を。

山梨に居ながらこのお菓子が大晦日に届いて元旦にいただけるとは…

幸せです。