サロンが10倍レベルが上がる方法 求人編 | youのお腹一杯の美容室経営ブログ

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有限会社小島ヘアープロジェクト 代表取締役
美容師の仕事改善アドバイザー
小さなサロンの志幸塾 主宰
26年間のサロン経営で得たノウハウを基に、「美髪美容室 経営のプログラム」を確立
美容師が楽しく働けるサロン育成の経営アドバイザー

 

 

 

サロンが10倍レベルが上がる方法 求人編

 

 

 

求人ってどうやるの?

 

 

  1. 雇うタイミングがわからない
  2. 雇うのが怖い
  3. 育てるやり方がわからない
  4. 人生を背負う?!
  5. 美容師の生涯
  6. 手続きって何がある?
  7. 募集のかけ方
 

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1.雇うタイミングがわからない

 

よく質問をされる中で、「求人は、いつしたらいいですか」っていうのがあります。
 
  • 求人は、
  • タイミング
  • 採用基準
  • 労働環境
  • 求人手段
  • 各団体とのコミュニケーション
  • 知り合いへのアプローチ
  • 将来のビジョン・目標
  • 教育方針
これらを考えておく必要があります。
 
そもそも、求人は、見た人間が「ここで働きたい」と思えるような活字かどうかです。
サロン側が、欲しいスタッフを雇うわけですが、
雇われる側も働きたいお店でなければ話は、まとまりません。
また学校やRequest QJなどの求人媒体の担当者にも、
うちのサロンの良さが伝わらなければ、
そもそも人目につく事すらありません。
独りよがりではダメですし、
他のサロンとの違いがわかりやすく載ってないとそもそも目に留まりません。
 
何の媒体を使って、
どんな内容にして、
どんな子を雇って、
どんなサロンを作りたいのか。
 
あなたの想いを、文章にのせて、伝える出会いの最初の1歩です。
 

 

2.雇うのが怖い

 

 

いざ雇いたいと思っても、初めてのスタッフさんだと、勇気が要りますよね。
 
面接で何を話していいかわからないって言う方は、前回の採用基準編をご覧ください。
人を雇う際、不安はつきものです。
指導してくれるスタッフが、既にいれば心強いですが、初めてとなると一大決心です。
良くわかりますよ。
 
「誰でも、初めて」って話は、、良くあります。
すでに累計で100人以上雇用経験のある私でも、
新たに雇った子が問題を起こさないだろうか、
そもそも良い子だろうか、
考えると眠れなくなっちゃいます。
 
初めて雇った25年前は、「スタッフ募集」の張り紙を1枚出しただけでした。
やはり、本気モードじゃないことが、伝わるんですね。
誰も来ませんでした。
 
いよいよ、忙しすぎて体がもたないとなった時、ようやくエンジンがかかりました。
そして
ハローワーク、
日曜折込版の求人チラシ、
サロンで出してるキャンペーンチラシ、
知り合いやお客様にも「誰が働いてくれる人いないですかね」
のように、心底思い、動きました。
 
半年後、ようやく1人面接に来てくれました。
まだ免許も持ってない、私より年上の方でしたが、
働きたいって言う気持ちが伝わってきたので雇いました。
その彼女が、今のスタッフナンバーワン幹部で25年生です。
 
自分の考えが、理解されるまで行かなくても、共有できる心があれば
いずれその子が、自分の力になってくれます。
怖さもわかりますけど.せいぜい生きても80年の人生です。
そのうち、美容師である期間は、長くても40年位。
 
怖さを乗り越えて、良い出会いをすることが、運命の出会いみたいなものが、
誰にでも存在するはず人生を豊かにする出会いです。

 

3.育てるやり方がわからない

 

 

先ほど話した「雇うのが怖い」には、
「どうなっちゃうんだろう」と言うのと、
「どうしたらいいんだろう」の2つ不安が考えられますね。
 
採用基準が決まって、求人になって、雇う事になって、次に来るのは教育ですよね。
最初の子とか新卒の子には、最初にきちんと伝えなきゃならない、
これだけは絶対に頭に入れといて欲しいことが1つあるので紹介します。
 
それは、
社長のオーナーの作りたいサロンを作って、
地域1番の繁盛店にする事がどんな会社でも第一条件なんです。
 
育て方育て方って、経営者は、考えるんだけど、スタッフを雇って、1番勉強するのは教える側です。
1番勉強になるのは、雇う側なんです。
わからない事は、お互い聞くこと。
経営者は、教えたい事が、たくさんあるはずです。
その中で優先順位を決めて、教えていく。
それをマニュアル化する。
さらに、教えるスベシャリストを作る事です。
 
何も最初から全部できる必要はありません。
人それぞれ、知っている事・知らない事、出来る事・出来ない事、バラバラです。
 
だから、雇ってみて、経験を積むんです。
雇い方、教育の仕方、成長のさせ方などなど、やり方は、ネット上や本屋さんに溢れかえっています。
これから自分の経験する事など、先駆者が既に経験し体験から成功事例をたくさん語っています。
なんでも始めないと、何の勉強にもならないって事ですし、大切な出会いを失います。
 

 

4.人生を背負う?!

 

 

さて、1つ重たい話もします。
全くスタッフのことを、大切にしない経営者に当たってしまったスタッフは、悲劇で残念です。
あなたがそのスタッフの立場だったらどうでしょ?
 
夢を持ち希望を持ち、これから頑張って美容師をやるんだと
モチベーション高く面接に来た子を、
「きちんとした考え方」や「将来一緒に頑張ってここを目指そうね」みたいな
そんな熱を与えて、共感し共に歩む。
私は、人として1番重要な事だと思っています。
 
  • 最近でありがちなブラック企業
  • わがままで自己中で、全く周りのことを考えない企業
  • パワハラ社長やセクハラ社長のいる企業
  • スタッフを駒としか考えない企業
そんな会社に思われたら嫌ですよね。
 
先輩スタッフと一緒に、人生が楽しくなるようなそんな店を作ろう。そんな会社を作ろう。
結果的に、「うちの会社に来てよかったです」が、経営者にとって、最高のご褒美だと思います。

 

5.美容師の生涯

 

 

私が思う美容師の生涯は、「人と触れ合い続ける」だと思います。
 
美容師になる動機は、人それぞれだと言う話はしました。
自分の考えている美容師が、全てだと思ったら大間違いです。
ただ1つ、忘れてはいけないのは、美容師は、職業だと言うことです。
 
職業である以上、商人だと言うことです。
技術を磨くのも、
接客を磨くのも、
コミュニケーション力を上げるのも、
お客様と楽しい時間を過ごすため、
喜びを共有するために
能力を身に付ける努力をすると言うことです。
そして最終的に、社会に貢献すると言うことです。
 
職業と言うのは、独りよがりでやるものではありません。
生涯をかけて、研鑽していくもんだと思います。
それでこそ、人生をかける価値のあるものであるし、必要とされる職業でもある訳です。
 
美容師の生涯で大切な事は、自分が気持ちよくなる事ではなくて、
周りが幸せになるために努力すると言うことです。
 

 

6.雇用手続きって何がある?

 

 

では、人を雇った後に、どんな手続きになるのか、ざっくりとお話しします。
 
面接の段階で、決めておかなければならない点がいくつかあります。
  • 就業時間&雇用形態
  • お給料
  • 休日
  • 仕事内容
  • 勤務地&通勤方法
  • 年齢や性別やスキルなどの採用基準
  • 免許証の有無
  • 面接方法
働きだしたら、
  • 仕事内容の指導
  • 保健所への届け出(免許証.診断書)
  • 税務署や社保事務所(国保の場合は役所)
  • タイムカード等の勤務記録
  • 年末調整
事務作業は、社労士さんに頼む会社もありますが、充分自分で出来ます。
一般的に難しい手続き以外は、経営者が各省庁に出向いて、手続きをします。
親切に教えてくれますから。

 

7.募集のかけ方

 

 

求人の気持ちは作れましたか。
最終的には、本気度が大切な事と求人をかけるやり方を理解すれば、気持ちが伝わり、面接者が来てくれると思います。
 
採用基準が決まって
採用方法を決めたら、いよいよ募集ですね。
 
絶対的に最初に手掛けて欲しいのは、ハローワークです。
きちんと事業者と事業所として、国の機関に正式に登録して下さい。
そこで、色々と担当者が教えてくれますし、クリアしないとブラック企業と言う事になりますね(笑)
その登録は、経営者の自信にもなりますし、本気なのかって言う心の度合いも見透かされますから。
 
新卒採用は、まず中途採用を定着させてからでも良いかと思います。
それには、地域の日曜チラシやタウンワーク・地域情報誌などがいいと思います。
一人雇い、不備な点など 働く側雇う側、双方よく話して、働きやすい職場を作る。
 
募集は、タイミングです。
来ないからとあきらめずに、月にいくらまでかけられるか決める。
そして、求人媒体に相談すると、思いもかけない案をくれる時もあります。
これもまた、本気度かなと。

 

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