|д゚)チラッ・・・どーも✋
川崎地区でのリニア新幹線の工事が本格的に始まったようです。
と言う事は、リニア残土輸送列車も徐々に本格運転が再開されるのでしょうか?
PFも余剰車が数両あるようなので是非運用に入れて有効活用して欲しいところですが、そうするとまた変な撮り鉄が沸いて来るんでしょうね┐(´д`)┌
では本題。
今回は我が鐡道に在籍している、'98年ロットのKATO 3020-2 EF58(上越形 ブルー)の下回り更新(台検?)の模様をお届けします。
※今回の記事は車両を分解しています。鉄道模型の構造の知識の無い方、分解・組立などが苦手な(出来ない)方はお辞め下さい。記事の内容を真似て、故障・破損・怪我等をしても当方で責任は負いません。自己責任でお願いいたします。
●EF58 上越形
まだ銀車輪・ハイフランジ車輪の時代の物で、これを現在の水準の黒染め車輪に交換していきます。と言うのも・・・
別のパーツボックスの中から、いつ買ったのか覚えてないEF58用の台車1両分と先台車が出てきました。先台車は何かやろうとしたのか、カプラーだけ交換してありました。
では交換作業をしていきましょう。
●新旧台車の比較
画像上が元の台車(旧)で、下が出土した台車(新)です。旧台車はトラクションタイヤが第2動輪(中央の車輪)に付いているのに対し、新台車は第1動輪(共に手前側)に付いています。
ウォームと噛み合うギヤも旧台車はピッチが大きく、新台車はピッチが小さくなっています。
台車集電板も旧台車は3軸共固定なのに対し、新台車は第2軸のみ上下に可動するようになっています。
車輪を拭くためにギヤフレームから外した状態。車輪を組込む際は、左側に「T」の刻印がある部分にトラクションタイヤが来るようにします。また、この段階でウォームと噛み合うギヤは旧台車から移植しました。
よく見ると、ダイキャストブロックのツメと嵌る部分が折れてます。結果から言えば、そのままでも影響が無かったので特に対策はしていません。
先台車は、台車枠は元の物を再利用し、車輪交換とスプリングを新台車から移植しました。
●更新(台検)完了
主台車と先台車を組込み、車輪交換は無事に完了しました。
●バラしたついでに・・・
折角なので動力ユニットも簡単に整備しましょう。
ここまでバラし、ウォームシャフトを清掃。モーターから台車に行く通電板も磨いておきました。
また、余計なお遊びで両端のフライホイールをピカピカに磨いてみました。こんな事をやってるから時間が掛かるんですよね。因みにモーターは、久々に通電したにも関わらず絶好調でした。
各部品を元通りに組み付け、ライト基盤は手持ちのModel Train Plus社製品の「M-LITE KATO機関車用電球色LEDライト基板 Type 3」に交換しました。
元々のオレンジ色のLEDよりも格段に実感的になりました。私はそんなに拘りが無いのですが、旧来のLEDから電球色LEDに交換する方々の気持ちが分かるような気がします。
今回は元々下回りの交換(現行水準)のみと言う事で作業しましたが、ライト基盤を交換した
り駆動系のクリーニングをしたりと、結局全検みたくなっちゃいました。
この後、台車を元に戻しボディーを嵌め全ての作業が完了しました。
▲ワンポイント
ライト基盤の取付時、純正基板が付いていた時と同じように、モーター集電シューは画像のように必ず基盤の上に出して固定します。この取付方法を守らないと、通電した瞬間にLEDが飛びます。
●カプラー高さチェック
各種荷物車とも高さはOKです。
車間短縮ナックルカプラーを付けた81系お座敷客車。若干客車側が高いですが許容範囲です。そういえば、この時代のロットのEF58の先台車って、ナックルカプラーは基本的に非対応な代わりに(アーノルトカプラーポケットなので)車間短縮ナックルカプラーが取付け出来るんですよね。
●全検出場!!
黒染め車輪に交換したお蔭で、落ち着いた下回りになりました。
このEF58も数年前に中古で購入したもので、前オーナーさんの手により121号機のナンバーが付いているのは良いのですが、側面ナンバーが極僅かに潰れていて交換しようにも接着剤でガッチリ固定しているので交換が出来ません。
まぁ、走らせちゃえば分からないから良いんですけど・・・一度気になると、うーん、ちょっとモヤモヤしますが、まぁいっか(⌒▽⌒)
この機関車も貸しレデビューさせたいのですが、つい貨物列車ばかり走らせちゃいます。今度こそ・・・荷物列車の先頭に立たせてみましょうか。