KATO 8013-1 タキ43000 黒 | TRAIN SQUARE(模型と実車)

TRAIN SQUARE(模型と実車)

撮り鉄は事実上引退。現在はNゲージ(主に貨物列車)をメインに楽しんでいます。

突然ですが、今年は川崎界隈に撮影に行くようになって5年が経ちました。早いものですねぇ。

 

では本題。

年末のNゲージ入線の中ちょっと暴走して、また余計な物を買ってしまいました。

 

KATO タキ43000黒

価格が非常に手頃だったため、2両逝っちゃいました💦

製品はご覧の通り、青/銀のインサートペーパーなのでかなり前(40年位前か?)の製品になります。

 

インサートペーパー 表/裏

社名はまだ関水金属。郵便番号もまだ3桁の時代です。オプションパーツの記号を見ると、11-367とありますが、確か貨車用のグレードアップシール(?)だったかと思いますが、現在は当然絶版になっています。

また、「KATOカプラーN取り付け可能車」と表記があるので、最初期の製品では無いようです。

裏面の「車両の修理や点検・整備はデパートへ」云々の文言も懐かしいです。当時はデパートにも模型売り場がありましたよね。

 

〜では、車両を見てみましょう〜

 

よせばいいのに、暴走して2両入線しました。

基本的な造形は現在も変わりません。因みに当時、1両800円でした。

Tomixの2軸貨車が350円、ボギー貨車が500円だった当時、素人カメラマン少年はこの800円の貨車1両を買う勇気がありませんでした(が、後に1両買っている)。

 

サイドビュー

実はこの当時の製品に、致命的なエラーがあるのですがお分かりでしょうか?

形式の表記位置が、右側に寄ってますよね。これ間違いなんです。タキ43000初期車は形式表記がオフセットされていますが、初期車を表現するならハシゴの横、即ち左側に無くてはなりません。

またタキ43000黒には初期番号車は無く、もう一つ言うとこの43251番は初期車では無いので、本来なら形式表記は真ん中に表記されるのが正しいです。

 

今だったらきっと大炎上→回収騒ぎとなるのでしょうが、当時は何にも言われない大らかな時代でした。

 

ディテール

繊細なハシゴや手すり、ランボードの滑り止め表現など、現在と比べても決して見劣りしません。

デッキ部分の手すりや手ブレーキハンドルも現在と同様の出来栄えです。因みに、車輪は手持ちの黒染め車輪、カプラーは車間短縮カプラーに交換しました。

重ね重ね形式表記の位置が残念ですが、敢えてこのままにして当時を偲ぶのも悪くないかも知れませんね。

タンクに貼る石油会社のシールは、2両とも手つかずでした。上と下で色味が違っていますが、経年変化でしょうか? これ、キレイに丸く切抜くのに苦労するんですよ💦 

皮ポンチを使えば簡単なんですけどね(⌒▽⌒)

 

兎にも角にも、懐かしい車両が我が鐡道にやってきました。