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今年の冬は暖かかったり寒かったりと、何か変な天気が続いていますね。
さて、このブログをご覧になっている皆様は、昨年１０月以降私が撮影に出掛けていないのをご存知の事と思います。
１１月から仕事に就いたのですが、１２月中旬位から母の体調が急に悪化し、半分寝たきりになってしまいました。これを期に、とたんに食欲も落ち、完全に痩せ細ってしまいました。
私は在宅で介護をすると前々から決めていたので、このまま仕事を続けるわけには行かなくなり、退職を余儀なくされました。
年が明け１月の中旬過ぎ辺りから、母は完全に寝たきりになってしまいました。食欲は完全にありません。
会話もほぼ不可能(こちらの呼び掛けには頷いて応えています)なのですが、先日母の姉妹が見舞いに来てくれた際には、かすれる声で精一杯会話していました。
日中もうつらうつらと、寝たり目覚めたりを繰り返しています。
まだ会話が出来ていた去年の１１月頃、「もし寝たきりになったら病院なり施設なりに行く?」と聞いたのですが、母は「自宅の方が良い。見ず知らずの人に介護されるのは嫌だ」とハッキリ自分の意見を言ってきたので、私も母の意見を尊重し在宅介護という道を選びました。
最近は話し掛けても僅かに頷くだけの反応ですが、吸い飲みでスポーツドリンクを飲ませたり、フルーツゼリーをトロトロにしたものをあげると、擦れた声で「美味しい」と言いながら微かに笑顔を見せます。
それを見た時、迂闊にも自然と涙が出てしまいました。個人的な勘ですが、母ももう長くは無いでしょう。
時々「介護疲れ」が原因で殺めてしまった、というニュースを見ますが、自分がこの立場になった今、分からなくもない気がします。
私の場合はそんなに気張らず、時間のある時は動画サイトで鉄道やカーリングの映像を見たり、時折近場ですが大好きな自転車で出掛けたりと、適度にストレス発散(って言うのかな?)をしています。
介護する側、される側の状況も様々な事情があるので、「これが正解!」というのは無いと思っています。
同じような境遇の方に、何かしらのヒントになって頂けたら幸いです。
拙い文章、長文失礼いたしました。