俺・・・なんで笑ってるんだろう

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人を殺したり。

人に殺されたり。

そんな光景を目の前で見て人は笑えるだろうか?

いや、絶対にそんなはずはない。

しかしあの時、僕は確かに笑っていた。

昨日、観劇した舞台『レディエント・バーミン』でのことだ。

この作品の作者はイギリスの劇作家フィリップ・リドリー。

そして演出は白井晃さん。

この2人はこれまで何度もタッグを組み、人間の極限、家族や兄弟の愛の姿を様々なカタチで世の中へぶつけてきた。

僕も今から約1年前、この2人がタッグを組んだ作品『マーキュリー・ファー』に出演したことがある。

描かれている世界はカオス状態・・・秩序もルールもモラルも何もかも崩壊していた。

もちろん演じている僕らも稽古中から崩壊寸前、極限状態だ。

そんな中作り上げた作品は、目には見えないが、怖くて暗いなにかで観客の全てを支配してしまう、そんな作品になっていた。

観劇中に体調を崩される方も少なくなかった。

そんなカオス状態の中、僕の頭にポンッと手を置いてくれ「大丈夫」と、近くで支え勇気づけてくれたのが高橋一生さん。

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『マーキュリー・ファー』では僕のお兄ちゃんを演じていた。

それ以来、一生さんは僕を本当の弟のようにかわいがってくれているし、僕も本当のお兄ちゃんだと思って慕っている。

昨日も終演後、一生さんの楽屋で兄弟トークをして楽しい時間を過ごした。

そのあと白井さんもいらして、楽屋で3人で『レディエント・バーミン』の話、今注目している戯曲などについて長い時間話をした。

こういう繋がり・・・大切にしたい。

そして、もう1人。

キムラ緑子さん。

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今日も『グレーテルのかまど』の収録で一緒だったが、時に僕にとって大切で大好きな役者の先輩、時に僕にとってかけがえのない家族・友達でいてくれる緑子さん。

ずっと一緒にいたい・・・僕の中でそう感じる数少ない人だ。

なんか告白みたいになっちゃってる(笑)

緑子さんにこのブログを読まれたらイジられるパターンや。

でもまぁ、本当のことだからこのまま消さずに書いておこう。

話を戻して。

内容は言えないが、舞台『レディエント・バーミン』は全てにおいて、素晴らしい作品だった。

僕の知っているフィリップ・リドリー、その人ではなかった。

冒頭に書いた文章。

観に行かれた方は解るだろう。

人間は、本当に単純で恐ろしい生き物である。


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