そしてまた・・・
嫁さんがまた切りました。。。
先週の日曜に嫁さんは友人の結婚式の二次会に出席したのですが、
その友人とは昔からいろいろとあり、一時は交流を断絶していたほどでした。
しかし、もともとは高校の同級生で因縁のあった時期からずいぶん時間もたっていて、
本人が心から祝福したいと出席を決めました。
二次会から帰ってくるまでは良かったのですが、寝る前になって二次会でみんなから祝福されるその友人を見て、
嫉妬の心がでてきてしまい、素直に祝福できなかったといって自分を責め始めました。
その夜は何とかなだめすかして眠ったのですが、翌日になり昨日のことを思い出し、
一人で家にいるのでとめる人もなく、傷を付けてしまいました。
幸い、その日嫁さんは別の友人と会う予定になっていたので、その友人(嫁さんの病気のことをしっている)
に頼んで早めに様子を見てくれるようにお願いしました。
その友人の話によると、例によって、ガラスのコップを割って破片で切っていたということです。
嫁さんは自分で切った傷を見てより落ち込む様子を見せていましたが、
「後で後悔するならそんなことしなけりゃいいのに」という単純なものでないことは今までの経験で
十分に味わっています。
しかし、頭で理解したつもりになってはいても、やっぱり嫁さんと同じ気持ちにはなることができません。
そこが、精神病患者をサポートする家族にとって一番難しい問題(多分最後までその問題は解決されない)であり、
その問題を以下にハンドリングするかが患者の回復にも大きく影響してくるポイントなのだと感じています。