先の投稿でも【お知らせ】しましたが、脱線運休中の「いすみ鉄道」の復旧は最長で再来年(令和9年)の秋とのことであります。
長期間運休することになり利用者の方々、とりわけ高校生の皆さんに長い間ご不便をおかけすることになり申し訳ない気持ちです。
費用も代替バス費用を含めて14.5億円という数字が示されておりますので、県はもちろん国にも強く支援を働きかけてまいります。
2月の千葉県の補正予算でも既に1億円の計上をして復旧を目指したところですが、総点検した結果相当な規模の復旧、改修工事が必要との結論に達しました。
発表まで時間がかかったこと、それまで明確な発信が出来なかったこと、当初の予測よりも大幅に費用がかかってしまうこと等など、内心、忸怩たる思いもあります。
しかしながら中長期的にみれば、しっかりと復旧をして運航再開を目指すということは、今後も地域の足として観光資源として、新しくリニューアルして、より安心安全でしかもにぎわいを呼ぶような「いすみ鉄道」に生まれ変わることが可能です。
運休中の沿線の活性化や再開後の振興策、そして忘れてはいけないのは「大多喜~上総中野」間の復旧問題、小湊鉄道やJR久留里線との連携、養老渓谷はじめ中房総の地域振興など、しっかりと検討することが今こそ重要になると考えます。
ピンチはチャンスとも言えます。私もこれを契機に「持続可能な地域づくり」のため、一層がんばっていく所存です。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
↑いすみ鉄道より正式に発表されました。