先週「千葉県議会地震津波対策議員連盟(超党派)」にて能登被災地を視察してまいりました。


画像はリールで投稿しましたが、まだまだ復興には時間がかかります。しかしながら能登の皆さんは懸命に前向きに頑張っていました。


「のと鉄道」をはじめとして復旧がすすんだ部分もあります。今回の知見を同じ半島である千葉県の防災にも役立ててまいります。


房総半島と能登半島は、同じ半島性の課題のある地域であり、ただでさえ人口減少・少子高齢化の影響をモロに受けている地域です。


全体的に道路は狭く、海岸線の市街地に人口密集地があり、山間部は孤立化する恐れのある集落が数多く点在しています。


大小多くの漁港も被害があり、復旧出来ていない港もまだまだ数多く存在します。建設会社や宿泊施設も足りておらず住宅や事業所の建築、道路や河川海岸、急傾斜地などの土木工事も思うように進んでいないのも事実です。


特に「輪島の朝市」の密集地の大規模火災、道路が寸断されて集落どころか街ごと孤立化した地域、同じローカル線である「のと鉄道」の被害、地盤の隆起や沈下による港の壊滅的の状況等など、千葉県議会議員として身に染みて感じました。


そのような中ではありましたが「のと鉄道」は災害復旧ということで「国県」と「JR西日本」が全面的にバックアップしたこともあり迅速な復旧も果たしておりました。


もちろん災害と脱線では違いますが、それでも関係者の強い思いと行動で「いすみ鉄道」の復旧も可能であり、あらゆる手段を使って出来るだけ早く復旧しなければと痛感した次第です。


もうすぐ始まる6月定例議会でも「情熱」と「使命感」を忘れずに「防災対策」「フェーズフリー政策」「いすみ鉄道の復旧」など、全力で働きかけることをあらためて胸に誓いました。

↑夷隅の「やまびこコンサート」にて黒須市議、高原市議と…。