こんばんは、小泉進次郎です。


昨日と今日は岩手の釜石市と大槌町を訪問しました。


昨日は、本会議後に東京を出発し釜石に入り、「はまゆり飲食店街」という震災後にできた仮設の飲食店街に伺いました。お店の方やお客さんから、震災当時のことや仮設住宅での暮らしについて、心に残る本音のお話をお伺いすることができました。


今日は朝、釜石市の野田武則市長と意見交換をしながら朝食をいただきました。その後、大槌町役場を訪問し碇川豊町長と意見交換を行いました。その際、私の地元の横須賀の方々から託された義援金をお渡ししました。被災地でこうして義援金をお渡しするのは今年で3回目です。今回も地元の皆さんの思いのこもった義援金を、こうして直接お渡しする役目を果たせてよかったです。


それから碇川町長と一緒に、浪板地区、赤浜地区、安渡(あんど)地区という3つの地区を回り、津波の被害からの復旧事業の現場を視察しました。時間はかかっていますが、復興事業が着実に前に進んでいるということ、また地域住民の皆さんともお話しして、皆さん積極的に町の自治に関わっているということが分かりました。


お昼は、昼食をいただきながら大槌町役場の職員さん達と意見交換をしました。大槌町役場は、震災で亡くなられた職員さんも多いため、今は半数以上が全国から派遣された応援職員さんです。この4年間、大変な環境の中で復興に尽力されてきた皆さんに、よりよい環境で働いてもらえるように、引き続き復興庁側で出来ることを考えていきたいと思います。


午後は、「大槌町コミュニティ・プレイス」で、高校生達から町づくりに関する取り組みを伺い、その一環で作った庭も見せてもらいました。大槌町は、高校生が考えた町づくりのプランに町や国の予算が付いた、全国でもめずらしい自治体です。町の将来を担う若い世代にちゃんと責任と権限を持たせているのは素晴らしいですね。ぜひ他の自治体にも広がってほしい取り組みです。


最後は、今年3月に完成した「ど真ん中・おおつち協同組合」の共同開発施設を訪問し、意見交換をしました。大槌の水産業を牽引する存在として、「ど真ん中・おおつち協同組合」の皆さんにはこれからも期待しています。新巻鮭発祥の地である大槌の鮭で作った「鮭のソーセージ」、とても美味しかったです。


今回の出張で感じたのは、少しずつ復興が前に進んでいるということ、そして、その過程でまた新たな課題も出てきている、ということでした。被災自治体と丁寧にコミュニケーションを取りながら、これからもそれぞれの地域に合わせた支援を継続していきます。




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