弊社は今日が仕事納めでした。
みんなで大掃除をして、ピカピカになった事務所が心地よいです♪
今年は、
『ジェンダーフリーの生き方・働き方ガイドブック』(労働新聞社)
そして、
『多様化する人材と雇用に対応する ジェンダーフリーの労務管理』(日本実業出版社)
2冊の書籍を出版させていただいて、各方面でいろんなご縁をいただきました。
出会ったみなさん、お世話になったみなさんに、あらためてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました
クリスマスに音楽に人並みに楽しい時間も過ごしていますが、仕事納めというのが信じられないくらい忙しいです。
真面目に今年はまだまだ終れないし、あと4日で新たな年を迎える実感もほとんどないです。
まあ、こんなに期待してもらって、やることが山ほどあるというのは、幸せなことだと思いますが。。
1日くらい寝正月を迎えるというのが、ささやかな夢です~(笑)
自分の仕事をどんどん加速させていく。まわりをぐんぐん引っ張っていく。
そして、成功に向けてひた走っていく。そんな素晴らしい人たちを、わたしもたくさん知っています。
すこしでも、たとえ一歩でも、追いかけ、近づいていきたい。
生意気かもしれませんが、そんな思いで、わたしも20代から生きてきました。
でも、この歳になって、今までを振り返って、確信することがあります。
それは、人生の目的とは、自分が成功すること、自社が発展すること、家族が幸せになること・・・
それらはもちろんですが、究極には一人でも多くの人間どうしが真に高めあって物心ともに豊かになれる場を、どれだけ生み出し共有できるかにあるということ。
あくまで個人の考えの域を出ませんが、わたしの内心に変化が訪れたのとはまた別次元で、時代のトレンドも徐々に確実に、変容してきているように感じます。
力強くなりたい。すぐれた自分でありたい。他人から評価されたい。
ぐんぐん成長して、勝ち抜いていきたい。多くの人は、こう願い、努力を重ねています。
そして、まさに今の時代は、力強さが求められています。
一方で、こんな時代に疑問を持ち、強さではなく温かさを、豊かさではなく調和を、成長ではなく安定を・・・
これらを確実に求めたいという気運も、確実に強まってきていると感じます。
インターネット社会、そして偏ったマーケティング思考の限界。
それが、とにかく「他人に認められる自分」のみを過剰に志向し、その結果として強いものにはどこまでもへつらい、弱いものはどこまでも叩き潰す。
そんなどこまでも醜いマンチャイルドを、つぎつぎと生み出してしまっています。
人生後半戦になって、落ち着き払ってしまったわけでも、牙を抜かれてしまったわけでも、ありません。
むしろ、気持ちはいつまでも20代のつもりなので、夢や希望を語らせれば、一晩中でも語り尽くせます。
そうではなくて、このあたりでいったん大人の落ち着きを取り戻し、謙虚に原点に戻る勇気も必要。
人生を懸命に歩む上で、地味だけどすごく大切な見識ではないかと感じます
プラス思考でポジティブに生きていくことは、本当に大切なことです。
心からそう思います。でも、いいことばかりが起こるわけではないのもまた人生。
マイナスを生きざるを得ない瞬間があるのもまた人間です。
このところのインターネット上というのは、あまりにも浮かれ過ぎてはいないでしょうか?
もちろんわたし自身も言動も含めてですが、人生の終着点から立ち戻って客観視したとき、本当に大人の姿勢といえるかどうか?
大いに振り返り、自省しなければならないと思っています。
「このままではいけない自分」も率直に認めながら、一人でも多くの人と高めあえ豊かになれるようなポジティブな言動。
これこそが、真の大人の生き方。
今年も残り少なくなってきたからこそ、真摯に原点に振り返り、明日に向けて確実に歩を進めることができるよう。
しっかり、自分の棚卸しをしなければと思っています
『多様化する人材と雇用に対応する ジェンダーフリーの労務管理』の書評が掲載されました。
ぜひ、お読みくださいませ^^
「労政時報」さんのBOOK REVIEW
「アドバンスニュース」さんのブック&コラム
ということで、今年も残すところあと数日。
しっかり頑張りましょう♪