時節柄もあると思いますが、最近セカンドオピニオンのご依頼が増えてきました。
社労士などの士業、特に顧問契約については、従来はセカンドオピニオンを期待する声はそれほど多くはなく、むしろ敬遠される傾向もあったかもしれません。

それは、長期的な信頼関係をベースとして、会社のまさに中枢部分に深く関与する、顧問契約の性格があると思います。

依頼する企業としては、やはり「この人(事務所)なら」というベストな選択をして一括してすべてを委ねたい。
受託する事務所としては、顧問として責任を持って関連業務を引き受けたい。

このように考えるのが、むしろ自然かもしれません。



弊社の場合は「人材派遣分野」に特化しているということもあって、「セカンドピニオンになってほしい」という声は年々増えてきています。

派遣の分野は、文字どおり特殊です。法律自体も通常は社労士試験ではあまり問われないニッチな存在だし、何よりも業界自体の特徴がかなり強いので実際に実務を経験しないと分からないことが多い。

それでは、派遣会社だから派遣に強い事務所に丸投げしたら良いかというと、もちろんそういうケースも多いですが、セカンドオピニオンになってほしいというパターンも少なくない。

手続き業務は近くの事務所がいいとか、昔からのお付き合いの先生だからとか、担当者との相性がといった例もありますが、むしろあえてセカンドオピニオンを選択したいという希望を持つ人が増えていますほっこり



セカンドオピニオンには、セカンドオピニオンの役割があります。

それは、従来から関与している専門家のサブとしてある分野についてサポートするという意味もありますが、本質は文字どおり「セカンドオピニオン」の役割。

「セカンドオピニオン」とは、【よりよい決断をするために、当事者以外の専門的な知識を持った第三者に求める「意見」、または「意見を求める行為」のことである】。

 

プロとしてこの役割をしっかりとまっとうしていくというスタンスが、とても大切だといえるでしょう。





依頼者(企業)は、なぜセカンドオピニオンを求めるのでしょうか?

企業経営の現場はもちろんですが、私たちにより身近な例に置き換えて考えると分かりやすいでしょう。

例えば、美容室。

お客の立場からしたら、カラーをしたいとか、パーマをしたいとか、髪型を変えたいとか、美容の相談をしたいとか、いろいろなニーズがあります。

毛染めにしても、さまざまな種類があるでしょうし、その人に合う方法を提案したり、パーマなどとの組み合わせの相性もあると思います。

少しこだわる人なら、カットはA店、カラーとパーマはB店というパターンもよくありますね。

都会では、「この美容師さんのカットはピカイチ」とか、「縮毛矯正ならこのお店が一番」といった例も多いです。

そうでなくても、例えば年齢に応じて毛髪が薄くなってきたとか、毎月のようにカラーをして痛んできた髪への対応など、セカンドオピニオンを求める声はたくさんありますねクシ









歯医者さんの例も分かりやすいでしょう。

今はインフォームドコンセントが当たり前の時代ですが、十分な説明をしてくれずに治療を進める先生もいます。

患者は当然シロウトですから、そうするといかに腕が確かなドクターが治療してくれたとしても、この先どうなるのかと不安になりますね。

そうでなくても、今の時代は治療方針にもさまざまな選択肢があります。

歯の状況や体質や治療期間、費用(保険外)などによってもバリエーションがあると思いますが、どんな可能性や選択肢があるのかを知ることもとても重要です。

歯は削ってしまったらもとに戻らないし、抜いてしまったら一生生えてこない。その意味では、大げさでなくその人の人生がかかっているといえます。

今は安易に抜歯するドクターはいないと思いますが、最近では根幹治療に特化したクリニックもありますから、保険外で技術と時間と予算をかけて歯を残す可能性にかけるパターンもあります。

どの選択が良いかはいちがいにはいえないかもしれませんが、審美歯科にせよ、インプラントにせよ、専門分野に特化しているクリニックはやはりセカンドオピニオンの役割を十分に果たしているのだと思います歯





 

 

 

 

セカンドオピニオンとして大切なことは、確かな専門性と十分な実績があることはもちろんですが、お客様の立場に立って寄り添うこと、その判断を後押しするための情報提供やアドバイスを行うことだと思います。

その上で、従来からお付き合いされている専門家(先生)との間で健全な役割分担を行っていくことも大切です。この点は意外と軽視されている向きもありますが、お客様の全体としての利益のためにも重要だと考えます。

ありがたいことに社労士は専門家としては横のつながりが充実していて、友好関係で結びついていることが多いので助かっていますが、それぞれの立場で努力を重ねていくことが大切ですね。

私たちもまだまだこれからだと思いますが、セカンドオピニオンとしてのご期待にお応えするためにも、真摯に努めていきたいと思いますニコニコ