今年から「派遣元責任者講習」の講師を担当しています。

以前から派遣法の分野を扱っていますので、いろいろな団体などで講師を務めてきましたが、職業紹介従事者講習や派遣元責任者講習といった、厚生労働省委託事業のご縁が増えてきました。

ずっと前から責任者講習の講師をやっているのではと思われることもありますが、通年で担当するようになったのは今年からです。

三重会場の責任者講習は今年のスケジュールが終わりましたが、一年間通して登壇するといろいろと見えてくるものがありますね。

 

 


 


あくまで法定講習ですから1日6時間のカリキュラムは厚労省で決められていますが、それでも会場によって、参加者によって、雰囲気によって、季節によって、不思議なことに微妙にお話しする内容が変わってきます。

講師の仕事はライブだといいますが、最近そういわれることの意味が身を以て理解できるようになってきた気がします。

あたかも音楽のライブのように、一度として同じ「場」はない。

このことに不安を感じるのではなく、だからこそ意味があり、意義があるのだということを、カラダで覚えてきたようにも思います。

 

 



6時間というと長丁場のようですが、講師の立場からすると、あっという間なのです。

それくらい法定講習のボリュームは大きく、いやそれ以上に「伝えたい」と思うことは多いのです。

それをいかにコンパクトに、分かりやすく、実務に照らして、参加している人に向けて、リアルにお伝えするか。

なかなか難しいことですが、同時にやりがいも大きく、だからこそ講師が得るものも大きい仕事だと思います。

 

 



派遣法については開業以来、関わってきていますが、法改正セミナーの講師などは機会ごとに経験してきていますが、責任者講習の講師はまだまだ駆け出しです。

でも、担当講師としてやるべきことがしっかり見えてきた気がします。

必要なのは、法律知識だけでも、実務経験だけでもない。

でも、正しい法律知識がないとできないし、それなりの実務経験がないと伝えられない。

これって、自分が適任じゃないかと思う今日この頃です。

 

 



派遣会社の勤務経験があるという話しをすると、受講者のみなさんとの距離が一気に縮まります。

私自身も身を以て感情移入できることで、共通認識みたいなものが得られる気がします。

これはある意味、知識には代え難いくらい大事なものですね。

そして、地元に生まれ、地元で仕事をしている、共通項がある。

 

 



カリキュラムの中で、2、3度、ワークを入れますが、そういった機会に自然な距離感を持つことができます。

受講者の方に自然体で本音でお話ししてもらい、笑顔で法律知識ならぬ共通認識を持ちかえっていただけると、私自身も幸せですね。

これが得られると、間違いなく知識も情報も深まっていくものだと確信しています。

ということで、今年受講していただいたみなさん、ありがとうございました。

来年もしっかり頑張ります。